2位は11番グリッドから追い上げたau RC Fが獲得。最後までZENT RC Fを追ったが、わずか1.2秒届かず。鈴鹿1000kmの3連覇はならなかった。

 3位にはS Road CRAFTSPORTS GT-Rが入った。今回、急きょ参戦することになった高星明誠の活躍もあり、今季2度目の表彰台を獲得した。暫定表彰式には怪我で今大会を欠場した千代勝正も登場し、高星、千代、本山哲の3人で喜びを分かち合っていた。

 WAKO’S RC FとMOTUL GT-Rの4番手争いは、残り5周となったシケインで、松田が大嶋のインに飛び込んで、オーバーテイク。その後、一気に差をつけて逃げ切るかと思われたが、最終ラップの西ストレートで突如スローダウン。マシンをコース脇に寄せてしまい、チェッカーを受けることができなかった。最終的にトップから1周遅れの6位完走扱いとなっている。

 今年はところどころで速さをみせていたものの、運に恵まれず結果が出ていなかったZENT RC F。チームとしては2014年第4戦SUGO以来の優勝となった。

 第1スティントの快進撃に始まり、最後まで大バトルをみせた立川は「正直、こんなに疲れた1000kmは初めて。最初から最後までスプリントで大変でしたが、頑張った甲斐がありました」と満面の笑み。

 最後のステアリングを託された石浦も「(最後の雨には)目を疑いました。まさかあんなに降ってくるとは思いませんでした。立川さんの気迫の走りで僕もスイッチ入れてもらえたし、最後まで頑張ることができました」と勝利を喜んでいた。

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伊達望だてのぞみ
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