上位陣では非常に多くの戦略が採られたため、レース終了時に何位になるのかは分かりづらい展開が続いていたが、確実に上位フィニッシュできる順位なのは間違いない。山野は順位をトップまで上げ、94周目にふたたび坂本へ。坂本のペースは山野に比べると若干遅れるが、それでも後続をきっちりと抑え128周目、今度は山野へ交代した。

 ただ、レース後半になると、上位をうかがうJAF-GT勢がもともとのピットインの速さに加え、タイヤ2本交換や無交換等の作戦に出る。軽量ならばできる作戦であり、GT3勢には難しいものだ。また、Excellence Porscheが想定していた波乱もほとんどなかった。

 Excellence Porscheは残り13周というところでピットに向かい、坂本にふたたびバトンタッチ。残り周回も少ないこともあり、タイヤ無交換作戦を採用。コースに戻った時点では7番手で、そのままの順位でフィニッシュ。きっちりと長丁場のレースを走り抜き、今シーズン初得点となる5ポイントを獲得してみせた。

 ただ、上位に食い込んだJAF-GT勢に対抗するためには、さらなる速さを磨かなければならない。目指すところは表彰台、そして勝利だ。幸い、チームは5回のピットでパーフェクトな仕事ぶりをみせており、つかんだ自信は大きい。2016年シーズンの残り3戦、Excellence Porsche Team KTRはさらなる上位を目指していく。

Excellence Porsche
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