■決勝スタート

第1スティント:ヘイキが11位まで順位を挽回

 28日(日)12時30分決勝スタート前には雨が止み、うっすらと水が路面に残るハーフウエットに。気温27度/路面温度28度のなか、三重県警先導によるパレードランの後にGT500最後尾からDENSO KOBELCO SARD RC Fを駆るヘイキがドライタイヤで危なげなくスタート。滑りやすく難しいコンディションのなかで、序盤にランキング1~3位を争う1号車(13位)、37号車(14位)との直接対決が勃発。10周目に1号車を1コーナーで攻略するなど、ライバル勢の最初のピットインまでにまずは11位へ挽回してみせた。

第2スティント:平手が安定したペースで走行も痛恨のペナルティ

 29周目にピットインを行い、確実な作業で平手を送り出す。交代した平手は戦略上の違いから13位の走行ながらも安定したペースで走行。スティント終盤となる54周目に他車がピットインするタイミングで雨が振り出して様子を見ながらピットインを延ばすことを選択。

 落ち着いた頃の59周目にヘイキと交代すべくピットインを行った。だがこのピットインの際にピットロード入口で2km/hオーバーの速度違反となってしまっていた。

第3スティント:ヘイキが逆境に負けずにプッシュを続ける

 滑りやすい路面のなか、ヘイキが上位を猛追したが、平手のピットイン時の痛恨のドライブスルーペナルティを65周目に消化。だが諦めないヘイキが懸命にギャップを削ていく。そして3回目のピットストップが始まった頃の88周目にセーフティカー(SC)導入される波乱が起こる。

 まだピットインをしていないDENSO KOBELCO SARD RC Fは前とのギャップが離れてしまうと共に順位を争っていた車両が後ろに離れる微妙な結果となった。暫定3位の位置でSC隊列走行が続いた後、92周を終えSC解除後すぐにピットインを敢行し、平手にバトンタッチとなった。

第4スティント:平手が挽回を期して追い上げを図る

 2度目のステアリングを握った平手は、挽回を期して追い上げていく。徐々に路気温も下がりコンディションが変化してきたが、失ったギャップを取り戻すべく懸命なドライビングをみせてギャップを削る。そして、タイヤのグリップダウンを感じた119周を終えヘイキと交代すべくピットに戻った。

第5スティント:激しい通り雨の中でヘイキが大きくギャップを削る

 素早い作業でヘイキを送り出すと126周目あたりから激しい通り雨が降り始める。ウエットでのバランスの良さを活かしてヘイキは得意の雨の中でここがチャンスとばかりに毎周5秒単位でギャップを削り取る速さを見せる。大きく開いていた差を詰め8位と順位を上げ、ドライへと変化する難しい路面を安定したペースでラップを重ね、147周目に最後のバトンを平手に託した。

第6スティント:平手が9秒近くギャップを削るも惜しくもチェッカー

 平手は薄暗くなったなかでハイペースで猛追を続けていき、13秒あった7位100号車との差を詰めていき、フィニッシュ直前の激しい通り雨のチャンスも活かしギャップを9秒近く削った。だが、視界に捉えてあともう少しのころで惜しくもチェッカー。我慢のレースをチームワークでつないで健闘を見せる8位フィニッシュを果たし、タイトル挑戦へ貴重なポイントを獲得した。

 ドライバーポイントでは4点を獲得(計41点)、チームポイントでは6点を獲得(計55点)となり、シリーズランキングは3位となった。次の第7戦は10月8日(土)9日(日)にチャン・インターナショナル・サーキット(タイ)にてシリーズ唯一の海外戦として開催される。

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