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スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.11.15 10:54

TEAM UPGARAGE 2018スーパーGT第8戦もてぎ レースレポート

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スーパーGT | TEAM UPGARAGE 2018スーパーGT第8戦もてぎ レースレポート

 
 今回のラウンドはソフトよりのタイヤとミディアム系のタイヤの2種類を持ちこんだ。まず、ミディアムのタイヤから走行を行う。中山選手がコースインし、順調に周回を重ねる。
 
 このスティントで1分48秒137のベストラップを記録する。マシンも10月に行われた公式テストのときよりも、ターンインでのアンダーステアは解消されており、中山選手のフィーリングまずまずの様子。ただ、ブレーキング時のマシンの浮き沈みがあるようで、そこの補正とソフトのタイヤに交換を行い、再度コースインした。

 マシンのフィーリングを確かめつつ、順調に周回を重ねて、ピットイン。ソフトよりのタイヤは、リアのグリップは高いものの、フロントはゴムの動きが大きくフィーリングが悪いため、今回はミディアム系のタイヤに決定する。
 
 そして、小林選手にドライバーを交代し、マシンのチェックを行う。ドライ路面待ちの時間があった影響もあり、小林選手はマシンのチェックの4ラップ程度でセッション終了。

 公式練習は、中山選手がマークした、1分48秒137で12番手の結果に。パワー差もでるサーキットだけに、公式練習はあまり振るわない結果となった。
 
 ポディウムフィニッシュを狙う為にも予選結果は非常に重要となるが、想定以上にタイヤのフロントタイヤの摩耗が激しく、タイヤ無交換を行ってジャンプアップを図りたい決勝を想定すると、予選もタイヤ摩耗抑えたセッティングで臨まねばならないため、難しい状況。

 予選が行われる午後は、午前中の晴れ間は影をひそめ、空は曇り模様に。

 予選Q1は、オンタイム進行で14時に開始された。TEAM UPGARAGEは、Q1は中山選手ドライブでスタート。予選で使用したタイヤが決勝のスタートタイヤとなるため、速く走るセットアップを維持しつつも、決勝を意識したセッティングでの走行となるため、非常に難しい状況だが、午前の公式練習からスプリング変更など、できるうる対策をしっかりと施し、万全の態勢で予選に臨む。マシン的に不利なコースとなるが、是が非でも食らいついてQ2進出し、上位スタートを目指したいところ。

 約3分の2程のマシンが、開始後すぐにコースイン。中山選手も、早めにコースインし、じっくりとウォームアップを行っていく。ちょうど集団が固まる位置でコースインしたため、間隔を調整しながらアタックのタイミングを見計らう。
 
 そして、コースイン後5周目にアタックを開始する。1アタック目は、1・2の複合コーナーでオーバーステアが出てしまい、若干のタイムロス。後半はうまくまとめ1分47秒809を記録。次の周もアタックを続ける。
 
 前のラップで若干挙動を乱した、1・2コーナーもうまくまとめ、01分47.662をマークこの時点で15位とQ2進出まであとコンマ1秒のライン。さらなるタイムアップのため中山選手も全力でアタック。セクション1、セクション2で自己ベストを更新し、期待が高まるが後半セクションでタイムアップは果たせず、1分47秒818とベスト更新ならず。
 
 ラスト1アタック。最後の望みをかけ、フルアタック。しかし、タイヤのピークも迎えてしまっており、タイムの更新はできず、無念のピットイン。結果15番手でQ1敗退となった。
 
 悔しいことにQ2進出ラインの14番手とは0.007秒ととつてもない僅差であった。苦手とするコースで、決勝のタイヤ摩耗を考慮したセッティングが影響し、中山選手を持ってしても、Q2進出を果たせず、今のGT300クラスのハイレベルな激しい混戦模様がよくわかる予選となった。


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