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スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.11.17 17:53
更新日: 2018.11.21 17:56

31号車TOYOTA PRIUS apr GT 2018スーパーGT第8戦もてぎ レースレポート

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スーパーGT | 31号車TOYOTA PRIUS apr GT 2018スーパーGT第8戦もてぎ レースレポート

公式予選Q1 11月10日(土)14:00~14:15

 今回もQ1担当は嵯峨選手。路面は完全に乾いていたものの、気温は22度、路面温度は26度と、やや低めの中、硬めのタイヤを装着してアタックすることとなった嵯峨選手は、コースオープンと同時に走行を開始し、しっかりとウォームアップを行なってからアタックを開始した。
 
 まずは1分48秒104を記録した後、1分47秒655にまで短縮するが、その時点ではQ1突破のボーダーラインをわずかに上回っただけ。そこでいったんクールダウンを行なって、最後の一発に賭けた時点で#31 TOYOTA PRIUS apr GTは、ぎりぎり14番手。
 
 しかし、渾身の走りも1分47秒777でタイムアップはならなかった一方で、上回る者も現れず。ピットに緊張感が満ちていただけに、Q1突破が確定した瞬間は、見守っていた平手選手に安堵の様子がうかがえた。

公式予選Q2 11月10日(土)14:45~13:55

 Q2を担当した平手選手が装着したのは、嵯峨選手より柔らかいタイヤだったこともあり、しっかりウォームアップというより、徐々にペースを上げていってタイヤの状態がピークに達した時に、ベストタイムが出せるように……という構えでのアタックとなった。
 
 2分1秒台から1分57秒台、そして計測3周目に1分48秒846を記した後、狙いどおり1分46秒671をマークする。その結果、8番手となり、もっともマークすべきポイントリーダーを2ポジション上回ることに成功。しかし、僅差で争うチャンピオン候補のうち、3台の先行を許していることもあって、決して予断は許されないものの、十分に希望をつなぐ予選となったのは間違いない。

嵯峨宏紀選手

「天候に左右され、かなり攻めたが、あれ以上は出ないくらいタイヤのグリップが低かったです。多分、我々だけかも? ハードタイヤをチョイスしたのは」

「最終戦は、悔いなき判断と攻める姿勢とのスローガンですが、いきなり攻めすぎでした。でも14番手で留まり、ほっとしてます。明日は暑くなってこのタイヤが正解だったことを見せつけたいです。最低でも2位!」

平手晃平選手

「Q1は、寿命が縮みました。嵯峨選手が何とかQ2につなげてくれたのですが、今年はどれだけ頑張って攻めても、予選はこのあたりが限界でした」

「でも、決勝の強さと作戦の巧妙さは1番のチームですので、8番手からスタートですが、全力を尽くし1番で帰ってきます。そして、GT300でのチャンピオンを応援くださるみなさまへ、プレゼントしたいです」

金曽裕人監督

「決して悪くない結果ですよ。予選の今季ベストは7番ですし。今年のBoPではどうしても一発の速さは出せなくて、ドライバーの頑張りで決勝は上がってきているので」

「強いて言うなら、宏紀の14番手はちょっと予定外。寒くてタイヤが風邪引いてしまいました。晃平は違ったタイヤを履いていたので、だいたいあんな感じでした。本当は晃平が履いたタイヤで決勝はスタートしたいけど、どうも逆らしいから、もっと暑くなってくれれば!」

「今年はブリヂストンのパフォーマンスにかなり助けられているので、とにかく決勝ではベストを尽くして、最低でもブリヂストン勢の1,2,3位が取れたら最高ですね」


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