一時は11秒もあった差は2秒……そこで無情にもチェッカーが振られることに。2位でのフィニッシュの結果、ランキングはドライバー、チームともに3位となった。冒頭でも触れたとおり、#31 TOYOTA PRIUS apr GTとRV8Kエンジンのラストレースを優勝で飾れなかったのは残念だが、ベストを尽くせた結果、チーム全員が晴れやかな表情でシリーズの幕を閉じることとなった。

嵯峨宏紀選手

「僕らの中で、採り得る戦略の中ではベストを尽くすことができましたが、わずかに足りなかったという……。もうちょっと予選の一発が作れる状況であれば違ったと思いますが、いかんせん今年は予選7番手が最上位」

「それによって年間を通じて厳しい戦いを強いられて、今回もう少し前からスタートできていたら、65号車に抑え続けられることはなかったでしょうし、前にさえいれば離していけたから、マージンも作れたでしょうし」

「結局タラレバになっちゃうんですが、そういう部分で我々は足りなかったというのがあって、チャンピオンを獲ろうと思ったら、何か欠けている部分があると、やっぱり獲れないですよね、それだけだと思います」

「ラストランというか、感慨深い部分ではエンジンが、RV8Kがこれで最後ということで、甲高いエキゾーストノートも聞き納めになるので、この後TGRFで乗ることになると思いますが、そこで本当の最後になるので『お疲れ様』と言いたいし、このDNAは来年、作っているすごい車に受け継がれると思いますし、今年の悔しい思いを新車に乗って一からやり直します。出直してきます!」

平手晃平選手

「これだけ温度が上がれば、タイヤもマッチしてくるコンディションになっていたので、優勝を狙ってレースを進めていたんですが、思っていたより65号車に引っかかっている時間が長くて、なかなか抜けなくて。ブロックラインの取り方は半端なくうまかったです(苦笑)」

「そこが結果的にチャンピオンになれなかった理由だと思います。今日のレースだけで言うと。それ以前に僕達は、獲れるレースを落としたこともあり、65号車は毎回ポイントを重ねてきたので、獲るべくして獲ったチャンピオンだと思います。だから、そういうところを僕達も強化していけば、絶対チャンピオンが獲れる強いチームなので、来年は、もっともっと全力を尽くしてみなさまに、恩返しをしたいと思います」

金曽裕人監督

「温度に関して言えば、晃平の時はマッチしていて、宏紀の時は温度が下がってピックアップがついてしまいました。完全にとれるまでではなかったけれども、楽になってからのペースは良かった。本来は温度に合うタイヤを4本とも換えて、というのが正解だったのかもしれませんが、それをやっていたら間違いなく2位はなかった」

「だから選択肢はありませんでした。でも、全力は尽くして全員でやり切ったので、負けても悔いはありません。65号車のみなさまには、心から祝福しております。そうはいっても僕らとしては、唯一無二のPRIUSハイブリッドレーシングカーに最後にチャンピオン獲らせて終わりたかったんですが、そんなにうまくいかなかった。だから来年も、レースを続けようと誓うんですよ」

「今シーズン、我々の履くブリヂストンタイヤがシリーズのワン・ツー・スリーを獲れたということは歴史的にも、すごいことだと思いますし、本当に感謝しています。そして、シーズン通して応援下さったスポンサー企業のみなさま、ファンのみなさまに心から感謝いたします」

「来年は新しいマシンで挑むことになります、2019オートサロンのRAYSホイール様のブースで発表となりますので、ご期待ください」

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