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スーパーGT ニュース

投稿日: 2019.07.02 17:08
更新日: 2019.07.02 17:10

LEXUS TEAM SARD 2019スーパーGT第4戦タイ レースレポート

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スーパーGT | LEXUS TEAM SARD 2019スーパーGT第4戦タイ レースレポート

■決勝レース
第1スティント:ヘイキが大きく順位を上げる闘志の走り

 30日(日)は灼熱の日差しが照りつける快晴となった。15時の決勝スタート時点は気温33度、路面温度48度に。

 11番グリッドから発奮興起して勝利を目指していったDENSO KOBELCO SARD LC500を駆る、スタート担当のヘイキが序盤から積極的に攻めて4周目には8位にポジションアップ。さらに15周目に前を塞がれていた格好の17号車をかわすとトップペースで追い上げ、上位陣とのギャップを削る快走をみせた。

 その後ライバル勢がピットインをし始めるとスティント最後の猛プッシュで、追い込みをかける闘志あらわに攻めた走りを披露し、暫定3位でピットインとなった。

第2スティント:中山が粘りの走りでポジションキープ

 素早いピット作業で中山を送り出すと暫定トップの6号車の前でコースインと一気にジャンプアップ。インラップ~ピットワーク~アウトラップの一連の流れで速さを見せるチームワークで順位を押し上げた。タイヤが温まってペースの速いトップ2台にかわされるも、3位を走行する快走となった。

 4番手とのギャップを拡げていたが、その後38周目にアクシデントによるセーフティカー導入となり、後方とのマージンを失う不運。セーフティカー後のリスタートでペースの速い2台にかわされてしまう。

 だが最後は中山が後方からの追い上げを振り切って、健闘の5位フィニッシュとなった。

DENSO KOBELCO SARD LC500(ヘイキ・コバライネン/中山雄一)
DENSO KOBELCO SARD LC500(ヘイキ・コバライネン/中山雄一)

 ドライバーポイントでは6点を獲得(計20点)でランキング7位、チームポイントでは9点を獲得(計32点)して1つ順位を上げランキング5位となった。

 次戦、JGTC(全日本GT選手権)時代から数えてGT参戦200戦目となる第5戦は約1ヵ月後となる8月3日(土)、4日(日)に富士スピードウェイにて500マイル(約800km)レースとして開催される。

コメント
ヘイキ・コバライネン

「出だし遅れてしまって、クルマの不具合もあって予選が11番手と厳しいポジションからスタートであったけど、決勝ではクルマの状態が本来の速さを取り戻していて良いペースで走れた」

「前を攻略するのに時間が取られてしまったけど、上位とのギャップを削っていくことができたよ。さらにピット戦略と素早いピットワークのおかげで、大きく順位を上げられて5位。良い方向に進んでいるので次の富士では期待して欲しい」

中山雄一

「決勝では交代してからペースが思うように上げられませんでしたが、徐々にペースを取り戻せて後ろとの差を拡げられ、リスタートで2台にかわされるも、その後順位を守れて貴重な連続ポイントを獲得することができたのは幸いでした」

「まだ足りない部分がありますが、次の富士に向けて良い準備をしていければと思います。富士は強気で優勝を狙いにいきますので、引き続きのご声援よろしくお願いいたします」

監督:才木祐二

「厳しい予選ポジションからのスタートでしたが、ドライバーとチーム全員の頑張りで予選11位から決勝5位フィニッシュと大きく順位を押し上げることができました」

「次の富士戦は、得られるポイントが高く、500マイルの長丁場のレースとなりますので、しっかりとした準備をしていきたいと思います。引き続きご声援のほどよろしくお願い申し上げます」


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