SUPER GT Rd.4 Thailand 300km RACE
ARNAGE RACING Team Release
最後尾からの追走及ばず、
アクシデントにより惜しくも完走ポイント3点を逃す。
前戦鈴鹿ラウンドから5日のメンテナンス期間で、Arnage Racingはタイにマシンを送り出した。タイヤの熱ダレに泣かされた鈴鹿ラウンドから、チームはさらにタイヤのチョイスに熟考を重ね、これまでに使用したことのない硬さのタイヤでタイ大会に臨むことを決断した。
6月29日(土)予選日
天候:曇り/ドライ
気温:33度
路面温度:40度
入場者数:1万618人
予選日は、朝から強めに吹く風が比較的涼しく、タイらしからぬ過ごしやすいコンディションとなった。チームは、午前中の公式練習を、未知数のハードタイヤの摩耗状態とグリップの確認に費やした。その結果、タイで通常起こる異常摩耗の現象がみられず、状態が非常に良いことを確認することができた。
また、ガレージで実施したデフの調整が功を奏してか、セッティングは予想以上に当たっている。タイヤもマシンの安定感も今季1番で、チームは決勝に向けての手応えを十分感じることができた。ドライバー2人も十分にマシンのフィーリングを確かめることができ、特にチャン・インターナショナル・サーキットが初めての山下選手は、十分な慣熟走行をすることができた。
午後からの予選は、15時よりスタート。今年初めてQ1を担当する加納選手が、Q2目指して早々にコースに出てアタック開始。加納選手は5周目に1分35秒226をマークしたが、残念ながら1発の速さに欠け、並み居る強豪マシンに1秒及ばずQ2進出は叶わなかった。ARNAGE AMG GT3は決勝を最後尾から追い上げることとなった。