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スーパーGT ニュース

投稿日: 2019.08.06 11:14
更新日: 2019.08.06 11:19

ニッサン 2019スーパーGT第5戦富士 レースレポート

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スーパーGT | ニッサン 2019スーパーGT第5戦富士 レースレポート

MOTUL AUTECH GT-R、シーズン最長レースで3番手表彰台

SUPERGT2019第5戦レースレポート
8月4日富士スピードウェイ

【GT500クラス】
 SUPERGT第5戦『FUJI GT500mile RACE』の決勝レースが8月4日に富士スピードウェイで行われ、#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が3番手表彰台を獲得しました。

 ポールポジションの#23 GT-Rと2番グリッドの#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/フレデリック・マコヴィッキ)は序盤から速さを見せ、それぞれスタートドライバーを務めるクインタレッリとマコヴィッキが3番手以降との差を広げていきました。

 後方では、#24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R(高星明誠/ヤン・マーデンボロー)のマーデンボローが前を走る2台と接近戦の5番手争いを展開。

 #12カルソニック IMPUL GT-R(佐々木大樹/ジェームス・ロシター)の佐々木は7周目に他車に追突されスピンを喫し14番手に下がってしまいましたが、上位陣とそん色ないラップタイムで追い上げていきました。

 各車が1度目のルーティンピット作業を終えた39周目には、#23 GT-Rが2番手、#3 GT-Rが5番手。ただしトップを走行するマシンは周囲と戦略が異なっているため、実質は#23 GT-Rがトップをキープしていました。48周目にこれをかわして完全にトップに戻ると、#3 GT-Rの平手もハイペースで2番手までポジションアップし、再びGT-Rがワンツー体制に。

 62周目に、ダンロップコーナーで#23 GT-RがGT300クラスのマシンと交錯すると、そのすきに#3 GT-Rがトップを奪取しました。

 70周を完了して、#23 GT-Rが2度目のピットイン。この直後に、100RでGT500のマシンがクラッシュし、セーフティカーが導入されることを予測した多くの車両がピットへ向かいました。#3 GT-R、#12 GT-Rもこのタイミングでピットへ向かい、先に作業を済ませていた#23 GT-Rは見た目上4番手までポジションアップ。#3 GT-Rは5番手に続きました。

カルソニック IMPUL GT-R(佐々木大樹/ジェームス・ロシター)
カルソニック IMPUL GT-R(佐々木大樹/ジェームス・ロシター)

 74周目にセーフティカーが導入され、80周目からレース再開。再開した周に#23 GT-Rはトップに戻りましたが、#3 GT-Rはダンロップコーナーで接触があり、13番手までポジションを落としてしまいます。このスティントを担当していたマコヴィッキは怒涛の追い上げで、88周目には7番手にまで順位を回復。

 この時点で、#12 GT-Rが6番手を走行しており、レース中盤は2台のGT-Rによる6番手争いが注目されました。テール・トゥ・ノーズの接近戦は数周続き、94周目に逆転。

 #3 GT-Rは、前を走る#24 GT-Rにもみるみる追いつき、105周目の13コーナーでかわして4番手に浮上しました。その直後、#24 GT-Rはマシントラブルが発生してスローダウン。ピットロードの入り口付近でマシンを止めることになりました。

リアライズコーポレーション ADVAN GT-R(高星明誠/ヤン・マーデンボロー)
リアライズコーポレーション ADVAN GT-R(高星明誠/ヤン・マーデンボロー)


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