フレデリック・マコヴィッキィ

「気分はもちろん最高だよ。コウヘイが言ったように、ここ3レースはクルマがすごく良かったし、細かいところまでうまくセッティングすれば結果を出せるという状況だったんだ。今回は細かいところまで完ぺきにまとめることができたと考えている。僕たちのパッケージは雨でのペースも良く、(雨のレースとなった)開幕戦岡山と第2戦富士でも実力を見せていたと思っている。表彰台に上がれて、そして優勝できて本当によかったよ」

「コウヘイが走っていたときの状況を見て、ペースがよかったから、そのままクルマを渡してくれればいけると思っていた。セーフティカーが入ったことによって、すべてのクルマがまとまってからのリスタートになったことも、うまく利用することができた」

フレデリック・マコヴィッキィ(CRAFTSPORTS MOTUL GT-R)
フレデリック・マコヴィッキィ(CRAFTSPORTS MOTUL GT-R)

「僕たちだけじゃなくて、GT500は本当にタフなコンディションだったし、僕たちはそのなかで実力をすべて出せたと思う。ニッサンやミシュランは本当にすばらしい仕事をしてくれた。8レースしかないなかで、優勝することは本当に難しいことだから光栄に思っているよ」

「僕のスティントでも同じようにダンプタイヤを選択した。晃平からアドバイスを受けて、そのままで行けるんじゃないかと思い、ウエットタイヤではなく、そのままキープしたんだ。終盤では雨がかなり降っていたけど、今回、僕たちの戦略はダンプタイヤでの戦略だったからマネージメントはできたよ。ダンプタイヤとは言え、広い作動領域があるから、雨が多く厳しい部分もあったけど十分対応できた。

「2019年は僕たちにとって新しいプロジェクトだった。2018年はニスモもミシュランもかなり苦戦したから、2019年は新たな戦略と見方でアプローチしたんだ。それを早く証明したかったけど、半年は結果を出すことができなかった」

「クルマは非常に良くなっていたから、今回、それを示すことができたのは僕たちにとって重要だった。新プロジェクトが成功しているところを示せて本当によかったよ。残念ながら2019年はチャンピオンシップを戦うことができない。だけど、最終戦はいいレースをしたいと思っているし、来年に向けていいスタートができるように状況を続けていきたい」

フレデリック・マコヴィッキィ(左)と平手晃平(右)
フレデリック・マコヴィッキィ(左)と平手晃平(右)

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