嵯峨宏紀選手

「プリウスはこのコースとの相性がそんなにいい方ではなくて、やっぱりスタート直後に混走のFIA-GT3に飲まれてしまうというシチュエーションが毎年あって、今年も少しスタートで順位を落としたんですが、その後はマシンのパフォーマンスも良く、タイヤも良く、一台一台処理していくことができました」

「ペースも悪くなかったので、セーフティカーが出る可能性も見越して、いつもどおりショート~ロングで中山選手に代わりました。いろいろあって5位でしたが、チャンピオンシップを考えれば、今回61号車の前でゴールするのが最低限の課題だったので、それは達成できたというか、全体的なポイント的には近づくことができたので、それは良かったかな、と思っています」

「あと25号車が今回強くて、ランキングではトップに立たれてしまったんですが、最終大会は2回のもてぎですから、その2回を確実に使って、しっかりとやっていきたいと思っていて、そうなればチャンピオンの可能性は確実に出てくると思います。」

中山雄一選手

「実質8番手から後半のレースを担当したんですが、ペースは思ったより良くなくて。嵯峨選手の担当していた前半の感覚からすれば、もうちょっとペースはいいのかな、と思っていたんですが……。それでもだんだんと追いついていって、33号車のポルシェにだいぶ追いついていったんですが、それをパスするのに10周以上かかってしまって、なんとか抜いた時にはもう残り5周ぐらいだったのが残念です」

「このコースは、パワーのあるクルマではないと簡単には抜けないですね。それと予選の重要性も改めて感じました。次のもてぎは最後ですから、みんな攻めた作戦を取ってくると思うんですが、僕らはしっかり今シーズンのデータを見直して、最後二つとも勝つつもりで行きます。それに見合った作戦を練って準備をして、確実にやっていきたいと思います。」

金曽裕人監督

31号車TOYOTA PRIUS apr GT
31号車TOYOTA PRIUS apr GT

「作戦としては正しかったのですが、セカンドスティントの中山選手のペースが思ったよりも上がらなかった。あれがもう少し上がっていれば、表彰台の一角も狙えるような作戦も立てていたんだけど、なぜかアンダーステアになって、同じようなパフォーマンスが嵯峨選手と同じように出せなかったのが、腑に落ちない部分」

「でも、最後まで粘って5位に入って、今回の目標が5位以上だったから、まぁ最低限のラインはクリアできました。今回やっと3回目のポイントが獲れたというのが我々の実態なので、まぁ前半戦にトラブってポイントを落としたというのが、痛いんですけど。なにせ残り2戦あるというのが非常に楽しみです。ぜひ雨が降ってほしい」

「それで去年の最終戦の再来ができれば、僕らにはまだまだ希望がある。トップとは10ポイント差なんだから、残り2戦あることを思えば、なんとかなる。そう思っています!」

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