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投稿日: 2020.08.09 19:45
更新日: 2020.08.09 19:54

ARTA NSX-GT 2020スーパーGT第2戦富士 決勝レポート


スーパーGT | ARTA NSX-GT 2020スーパーGT第2戦富士 決勝レポート

2020 AUTOBACS SUPER GT
Rd.2 富士スピードウェイ
GT500 決勝レポート

野尻、冷えたタイヤで健闘するも持ちこたえられずスピン

 昨日はポールポジションを獲得した8号車、前回のリベンジを果たすべくウォームアップ走行で決勝レースのセット確認を行った。昨日より気温が高くコンディションが変わってしまったので、チームはセットを微調整して決勝に挑んだ。

 スタートドライバーは福住仁嶺。福住は2番手の車の動きを見ながらスタートを切り、トップで1コーナーをクリア。ハイペースで後続車を引き離せるかと思ったが、300クラスの周回遅れが出始めたあたりから17号車が背後に迫ってきた。テールトゥノーズで接戦が続くが、福住は隙きを見せず緊迫したレースが続いていた。しかし、ブレーキとタイヤを酷使したせいか、徐々にブレーキのフィーリングが落ちてきてしまい、思うようにコーナーで突っ込めなくなってきていた。

 更に300クラスの周回遅れにも引っかかってしまい、15周目のコカ・コーラコーナーで2番手に順位を落としてしまう。17号車の先行を許してしまったが、ペースは悪くなかったのでピットインのタイミングで前に行く作戦を採った。福住は17号車より5周遅くルーティンのピットインを行った。

 ピット作業はとても早く、交代した野尻智紀は作戦通り17号車の前に出る事が出来たが、17号車はすぐ背後に迫っていた。野尻は冷えたタイヤで何とか順位を落とさないように慎重且つアグレッシブに攻めたが、タイヤが十分に暖まっている17号車に太刀打ちするのは非常に難しかった。300Rを抜けたところではピッタリと後ろにつけられてしまったが、何とか抜かれないようにBコーナーに入っていったが、立ち上がりでスピンを喫してしまった。そこで立ち往生してしまい、順位を落としてしまった。

 再スタートは切れたものの、ポールポジションを獲った車だったので、野尻としてはその車を何としても優勝に導きたいという気持ちが強かったと思うが、難しいレースとなってしまった。ポイントは獲得出来なかったが、車のバランスはよく、セッティングの方向性も見えてきたので、次の鈴鹿に期待したい。

2020年スーパーGT第2戦富士決勝 ARTA NSX-GT
2020年スーパーGT第2戦富士決勝 ARTA NSX-GT

鈴木亜久里監督のコメント
「十分に暖まっているタイヤでは非常に良いペースで走れていたけど、冷えたタイヤで順位を守り抜こうとするのはとても難しい事。タイヤがコンディションに合っていたかどうかも関係があるかも知れないので、次に向けて解析してまたトップ争いをしたいね」

ライアン・ディングル エンジニアのコメント
「昨日のロングランのセットアップの続きをやっていました。野尻が前半でタイヤのスクラブ、仁嶺が後半セットの微調整を行いましたペースは良さそうだったので、作戦は立てやすかったです。しかし、野尻はコールドタイヤで内圧も上がらない状態だったので後続車を抑えるのは難しかったかも知れません。次回は何とか優勝したいですね」

野尻智紀選手のコメント
「とても残念な結果になってしまいました。次は必ず挽回して良い結果につなげられるように頑張ります」

福住仁嶺選手のコメント
「ポールからのスタートでとてもプレッシャーもありましたが、ロングランのセットも悪くなかったので自信を持っていきました。ピックアップやタイヤが暖まるまでどのくらい時間がかかるのか不安でしたが、一番前からのスタートだったので、割と早くタイヤは暖まったし、ダウンフォースも多く使えた感じです。途中、300クラスの処理に失敗して17号車に抜かれてしまいましたが、ほぼ同じペースで走る事が出来たのでまだチャンスはあると思っていました。野尻さんは不運でしたが、車の状態は非常に良いので次回は何とか良い結果につなげたいです」


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