安田裕信
「今週、ここ鈴鹿入りする前までは正直あまり自信がなかったんですが、1回走ってみるとフィーリングが良くて、予選で行けそうな自信が出てきました。Q1もトップで通過したんですが2回目の予選に向けてはちょっとセット変更で失敗をしてしまって、平中さんには苦しい状況で乗ってもらうことになってしまいました」
「今日の決勝もスタートから気温がすごい上がってたので『正直苦しいかな』と思ってたんですけど、それなりに良いペースでポジションも少し上がって。それにタイヤが少しキツくなってきたタイミングでちょうどセーフティカーが入ってくれて少し冷やすことができて、内圧も下げられるように必死に努力してました。その後、ピットインしたときも作業がすごく早くて、それで前に出ることもできた。あとは本当に平中さんが苦しいなか、耐えてくれてました」
「今回の優勝はレース前にはまったく想定していませんでしたが、でも本当に上手くタイヤがマッチングすれば表彰台は狙えるんじゃないかとは思ってました。僕たちは開幕戦で2位に入っててウエイトも積んでますし、(鈴鹿は)ウエイトに厳しいサーキットなので。それだけに、逆にうれしさが倍増しました」
「ただ今年はウエイトがポイント×3ということで、次のもてぎは100kg近くになっちゃうと思うので、全然無理だと思うんですけど、なんとか雨を願ってポイントを獲る、っていう。それしかないですね、頑張ります」
1 2