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スーパーGT ニュース

投稿日: 2020.08.29 15:02
更新日: 2020.08.29 15:10

#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT 2020スーパーGT第3戦鈴鹿 レースレポート

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スーパーGT | #30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT 2020スーパーGT第3戦鈴鹿 レースレポート

決勝レース(52周)8月23日(日)13:00~

 当初、天気予報では日曜の降雨を告げていたが、状況は大きく一変。雨どころか土曜とまったく変わらぬ暑さになっていた。決勝レース前のウォームアップは、今回もスタートを担当する永井選手から走行を開始。

 しかし、#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GTは、すぐにピットに戻ってくる。レースに向けては、さらなる詰めが必要だとの判断だ。そのため計測はわずか2周のみ、2分3秒522を記したあとに織戸選手と交代。貴重な1周を2分3秒266で織戸選手は締めた。

 スタート進行の間にも、路面を焦がすかのように照らす太陽は、ついに気温を32度、路面温度を48度にま
で高めていた。真夏の鈴鹿は過酷で、ドラマチックなレースになりやすい。耐えて耐え抜けば、それだけチャンスは増すことになる。しかし、真っ先に餌食になってしまったのが、まさか#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GTであったとは!

 スタートは無難に決めた永井選手ではあったが、団子状態で飛び込んでいった逆バンクで接触があり、コースを外れてクラッシュパッドにヒット……。即座にセーフティカーが導入され、オフィシャルによってレース復帰が促された#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GTは、リヤウイングやカウルにダメージを負っているのは明らか。

 それでも走行に支障はなさそうであったが、永井選手は無線で異音の発生を訴えていたことから、レース続行を断念。無念のリタイアを喫することとなった。好事魔多し、とはまさにこういう状況を指すのだろう。だが、次のレースもわずか3週間後。気持ちを切り替えて、ツインリンクもてぎでの第4戦で、今度こそ大活躍を期待したい。

■決勝後コメント
永井宏明

「応援下さったみなさま、申し訳ございません。もう少し慎重にコース取りをしていればヒットされずに次のコーナーで勝負ができたのですが、リタイアは残念でなりません。クルマもドンドン仕上がって速さにも磨きがかかってヨコハマタイヤのパフォーマンスも引き出せる様になってきました。次は、ミスのないドライビングで挽回したいと思いますので、応援よろしくお願いいたします」

織戸学

「ちょっと残念なレースでした。相当荒れましたね、GT300は。夏の鈴鹿はクルマ的にも、タイヤ的にも厳しいから、いろんなことが起きると思っていたから、生き残っていれば面白いことになると思っていただけに、残念です。次のもてぎは頑張ります」

金曽裕人監督

「残念ですが、これもレースです。スタート時は間合いや場所取りが重要ですし引かない気持ちも大切でその点は良かったが、結果は運がなかったです。ダメージは外から見る限りでは、そんな大層な感じではなかったのですが、当たったときに何か噛んだようでガラガラ変な音がするということで、大事を取りやめましょうということになりました。ホームコースの鈴鹿で30号車も、速さは証明することができたので、次こそ入賞を目指します。ご期待ください!」

2020年スーパーGT第3戦鈴鹿 永井宏明と織戸学(TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT)
2020年スーパーGT第3戦鈴鹿 永井宏明と織戸学(TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT)


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