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スーパーGT ニュース

投稿日: 2020.11.30 11:33
更新日: 2020.11.30 11:41

ニッサン 2020スーパーGT第8戦富士 レースレポート

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スーパーGT | ニッサン 2020スーパーGT第8戦富士 レースレポート

MOTUL AUTECH GT-R、シリーズ6位に
GT300クラスはリアライズ 日産自動車大学校 GT-Rがチャンピオン

SUPER GT 2020第8戦レースレポート
11月29日 富士スピードウェイ(静岡県)

【GT500】

 さまざまなことが例年と異なるなかで、駆け抜けるように戦ってきた2020年シーズンもいよいよ最終戦。日産勢は#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田 次生/ロニー・クインタレッリ)がランキング3位で今大会に挑みました。身が引き締まるような寒さのなか、予選6番手からスタートした#23 GT-Rは9位でゴールし、シリーズランキング6位となりました。

 気温8℃、路面温度13℃というコンディションになった決勝レース。タイヤのウォームアップが充分にできるようにと、当初からフォーメーションラップは2周が設定されていましたが、さらに1周が追加され、決勝レースの周回数は65周となりました。

 入念なウォームアップができた#23 GT-Rは、スタートドライバーのクインタレッリがロケットスタートで一気にポジションを上げます。スタート直後の1コーナーで64号車をかわすと、勢いそのままに38号車にも詰め寄りオーバーテイク。さらにダンロップコーナーでは上位3台をアウト側からまとめて攻略し、トップに躍り出ました。

 オープニングラップでトップに立った#23 GT-Rは、2周目には2番手と1.8秒の差を付けますが、周りも徐々にペースアップし、5周目には2番手を走る37号車が0.3秒差まで迫ってきました。最終コーナーで背後に付かれると、並走状態でホームストレートへ。1コーナーのブレーキング勝負になりましたが、GT300クラスの車両に前をふさがれる形になり、37号車の逆転を許してしまいました。
 
 その後、最低規定周回数の22周を終えるところでピットイン。暫定12位でコースに戻った#23 GT-Rは、ロングスティントを松田が担当しました。終盤に入りペースダウンするマシンが出てくるなか、松田は着実な走りで43周を走破。9位でチェッカーを受けた#23 GT-Rはシリーズポイントを2ポイント加算し、最終的なランキングは6位となりました。

 9番グリッドからスタートした#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/千代勝正)は、平手が前半スティントを担当。5周目に8番手に上がりました。#23 GT-R同様に、前半スティントを短くする戦略を採った#3 GT-Rは23周を終えたところで千代にドライバー交代。ピット作業も素早かった#3 GT-Rは暫定11位でコース復帰すると、全車がピット作業を終えたところでふたたび9番手に戻りました。
 
 後半スティントを託された千代は、残り周回数が少なくなってくる中で#12 GT-R、38号車との激しい6番手争いを展開。52周目のホームストレートで3台が並走状態になると、1コーナーではタイヤスモークを上げながらのブレーキング勝負で#3 GT-Rが前に出ます。
 
 6番手に上がった#3 GT-Rは、5番手の8号車にも迫っていきましたが、オーバーテイクまでには至らず。それでも最後までプッシュの手を緩めることなく6位でフィニッシュしました。

2020年スーパーGT第8戦富士 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/千代勝正)
2020年スーパーGT第8戦富士 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/千代勝正)


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