少し間隔を置いたことで、冷静に対処。5周に渡ったセーフティカーランの後のリスタートもうまく決め、前を行く車両の脱落ごと、順位を上げていった。そして、レースが1/3を経過した16周目にピットイン。

 ロスを最小限にする為、タイヤは無交換で佐々木選手に交代する。

 そこから順位を上げ続けることが期待されたものの、決勝がスリックタイヤでの初走行ということもあって、バランスの悪さを訴える佐々木選手。

 追い上げどころか、ポジションキープがやっとという状況に陥ってしまう。全車がドライバー交代を終えた直後でさえ、20番手につけるのが精いっぱい。

TOYOTA PRIUS apr GT
TOYOTA PRIUS apr GT

 それでも先行する車両の脱落、さらに44周には1台を意地で抜いて16番手にまで浮上、ラスト5周をしっかり走り抜いて、トップから1周遅れでフィニッシュ。

 貴重なチームポイント「3点」を獲得することとなり、ランキング18位までのチームに与えられるAシード権の獲得も視野に入ってきた。

永井宏明選手
「セーフティカーが入ったあたりは、けっこうレースが荒れていたので、ちょっとびっくりしました。

 特に5コーナー先のトンネルでは、目の前ですごい煙が上がったんですが、うまく避けることができて良かったです。

 その後、クルマのバランスがコンディションにマッチせず、苦しい展開になってしまいました。

 タイヤは最後まで保ったんで良かったんですけど、全体のペースが上がらなくて……。最終戦に向けてもう一回エンジニアと相談して、いい方向に向けたいな。と思っています。」

佐々木孝太選手
「厳しいレースでした。練習でドライコンディションのセットアップが全然出来なかったので、ぶっつけ状態だったんですけど、タイヤに関して今回は大丈夫だったのに、クルマのバランスがあまりにも悪すぎて、攻めることがまったく出来ませんでした。

 今日のデータをもとに、明日もうちょっと攻められるクルマにしたいと思います。最後はすっきり終わりたいですね」

金曽裕人監督
「スタート直後にフロントスタビが折れてました。これにより、過度なオーバーステアとなりマシンバランスは非常に厳しい状況でした。

 スピンアウトして完走できない可能性もありました。また、タイヤ無交換作戦に対してドライのデータが少なすぎました。もっと速いペースでいけたはずなのに、タイヤ内圧のコントロールもターゲットを外しておりペースが上がらなかったのが要因。
 クルマの動かし方も、今のドライの状況にうまく合わせきれてなかったです。このあたりを修正し明日は仕切り直します。

 今日は確実に走り切り、シリーズチームランキングのAシード権内を確保してくれたドライバー2名に感謝したい」

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