・野尻智紀/福住仁嶺(ARTA)

 4ポイント差のランキング2位となったARTA NSX GT3は野尻智紀、福住仁嶺が継続。2021年シーズンは第6戦オートポリス、第7戦もてぎと連勝し、後半戦もっとも勢いのあったARTA。スーパーフォーミュラでチャンピオンを獲得した野尻と、初優勝を含む2勝を手にした福住で挑むコンビ3年目となる2022年の走りが楽しみな1台だ。

・笹原右京/大湯都史樹(TEAM Red Bull MUGEN)

 TEAM Red Bull MUGENは笹原右京と大湯都史樹のコンビを継続。2021年シーズンは第6戦オートポリスではポールスタートから首位を走行も、トラブルでリタイアとなった悔しい経験がある。2022年シーズンは笹原、大湯コンビでの最初の1勝をひとつの目標に、戦いに挑むことになる。

・塚越広大/松下信治(Astemo REAL RACING)

 ホンダ/HRCの発表で大きく驚きを呼んだのが松下信治のAstemo REAL RACING加入だろう。2021年シーズンはカルソニック IMPUL GT-Rのステアリングを握り、第5戦SUGOでは自身初のGT500優勝を記録した松下だったが、1年でホンダ/HRC陣営に出戻るかたちとなった。松下にとっては全日本F3選手権でチャンピオンに輝いた際に在籍したREAL RACINGは古巣チームとなる。チーム在籍15年目の塚越広大とのコンビネーションでどのようなスピードを見せるのだろうか。

・伊沢拓也/大津弘樹(Modulo Nakajima Racing)

 Modulo Nakajima Racingも伊沢拓也、大津弘樹のコンビを継続する。2021年は第3戦鈴鹿でポールポジションを獲得するも、決勝4周目にアクシデントでリタイアに。チームランキング15位で終えた2021年の悔しさをバネに、2022年は飛躍の1年にしたいところだ。

・山本尚貴/牧野任祐(TEAM KUNIMITSU)

 2021年シーズン最終戦、タイトル獲得へもっとも近いポジションからスタートしたSTANLEY NSX-GTだったが、アクシデントにより山本尚貴の2年連続タイトル獲得は実現せずにシーズンを終えた。2022年はTEAM KUNIMITSU伝統のカーナンバー100を背負い、山本尚貴、牧野任祐のコンビが引き続き継続する。山本は「失ったものは自分達の手で掴み取る!」と2022年シーズンに向けた意気込みを綴っている。

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