皆様いかがだったでしょうか? 量産ベース、小排気量エンジンゆえの開発の難しさを知る事が出来ましたがやはりそこには“スバル愛”、“水平対向愛”を感じとる事ができます。
 土岐さんが講演のなでEJエンジンに“すいません、今度こんな武器や道具を造ったんですけど、これを装備してレースエンジンやスポーツカーエンジンと戦ってもらえませんか?”と問いかけ、自ら“しょうがないなぁ”と、エンジンの声を優しく代弁する場面がありました。会場の空気が一瞬引いたような気もしましたが私的には本当にこの人達、水平対向好きなんだなと感じほっこりしたのを思い出します。

 さてGT300用スバル/BRZの次世代エンジンはまだまだ開発途上にあるようですが私の予想では新しい車体を投入すると思われる来年、遅くとも再来年にはお目見えすると思っています。この時JAF-GT車両がどのくらい生き残っているかは分かりませんが是非ともスバルにはJAF-GTで参戦し続けてほしいと思います。

 いよいよ2016年のスーパーGTが明日、岡山で開幕します。サーキットで、テレビで、雑誌でGT300クラスのスバル/BRZを見たらEJ20エンジンに思いを馳せてみてください。スバル/BRZが活躍していたら「今までの開発が実を結んだんだな。あれはピストンの重さが市販車の4分の1しかないんだぞ」とか、苦戦していたら「リストリクター径小さいのかな」、「GTA もうちょっとリストリクター径大きくしてあげればいいのに」などと仲間、奥様、子供さんに語るも良しです。きっとまた違う角度でスーパーGTを楽しめると思います。

 では皆様スーパーGTの今後ますますのご発展を祈りつつこの辺でお別れしたいと思います。次回、私のコラムは“スーパーGTは松田聖子を目指せ(仮)”をお届けする予定です。最後までお付き合いいただき有難うございました。

 取材に御協力いただきました 公益社団法人 自動車技術会様、三菱レイヨン株式会社 越畑雅信様、NISMO(ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル)様、スバルテクニカインターナショナル様に改めて御礼申し上げます。

本日のレースクイーン

弓川いち華ゆみかわいちか
2026年 / スーパーGT
Pacific Fairies
  • auto sport ch by autosport web

    20歳でスーパーGTの最高峰に挑む“新人”小林利徠斗に迫った『FORMATION LAP』2026年第1弾が6月5日に公開

    ふつうとちょっとズレてる──20歳で最高峰に挑む新人ドライバー【FORMATION LAP Produced by auto sport】2026 Episode 1

  • auto sport

    auto sport 2026年8月号 No.1622

    [特集]│多│角│検│証│
    なぜ、日本人はF1で勝てないのか?
    いつか夢を実現するために過去から学ぶ

  • asweb shop

    掘り出し物満載の特別企画『モデルカー祭り!』がautosport web shopで開催中。6月25日まで

    レア物や特別価格商品が満載!
    6月25日まで