「なかなか難しいところですが、車両は3メーカーともに特徴が出ていました。たとえばストレートが速いのはニッサン(Z GT500)さん、逆にウチ(ホンダNSX-GT)はストレートが遅い。トヨタさん(GRスープラ)と一緒か、ちょっと遅い側。それでレースを戦っているものの、結果的にペースを左右するのはセットアップとタイヤのマッチング、あとは路面状況になってきます。結局、ほとんど車両差がなくなって来ているのではないかな、ということは感じています」(HRC佐伯昌浩LPL)

「決勝の最後にタイム差を詰めながら2位に上がれるか、上がれないかというところで、GT300クラスのアクシデントに巻き込まれました。インカーのビデオを見ても避けられるような状況ではなく、ドライバーのせいではありません。アンラッキーの部分はありましたけど、パフォーマンス的にはトップスピードも300km/h越えで、エンジンとスピードの観点で言えば──タイヤのセレクションももちろんありますが、悪くはなかったです」(ニッサン/ニスモ陣営・松村基宏総監督)

「NSXの速いところと、Zの速いところを照らし合わせ『ここでGRスープラが速い』という武器がなかなか無いなかで持ち込んでおり、やはり僕らは総合力で勝つしかないという状態で来ていました。今回もレベルアップアイテムを入れられていない状況ですので、チームやドライバーさんには申し訳ないなか、厳しい戦いになると思って持って来たところ、タイヤも含めてですけど、ドライバーとセットアップでうまくまとめてくれました。こういったレースはひさびさですし、クリーンなレースができ、そこで優勝できたことは本当にうれしかったです」(TRD/TCD開発総責任者・佐々木孝博氏)

 2023年は開幕前最後の富士公式テストから天候不順に祟られ、シーズン幕開けの第1戦岡山でも荒天による3度の赤旗を経験。その状況を経て、終始快晴に恵まれた第2戦の富士スピードウェイ決戦は、GT500の3メーカーにとっても今季の相対的戦力差を見極める絶好、かつ待望の舞台となった。

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