すでに事前にチケット完売となっていたが、今回は2台のGT3カーがバトルを繰り返しながらの走行ということもあり、迫力は倍増。小林可夢偉と片山右京監督の2台の走行、谷口と片岡の走行と2枠が用意され、参加者もプロの駆るGT3カーの助手席を大いに堪能していた様子だった。
■4台のミクGTが“ガチ”バトル。レースはまさかの展開!?
16時15分から行われた今回のメインイベントは、『初音ミクGTプロジェクトドリームレース』だ。これは右京監督と可夢偉がBMW Z4 GT3、そして片岡がSLS、谷口が17年仕様のAMG GT3を駆り、“ガチ”のバトルをしようというものだ。
じつは昨年も同様のレースがあったが、GT3カーは2台しかなかったため、86ワンメイク仕様を駆る右京監督が、大幅に得ていたハンデを活かしつつ優勝を飾っていた。右京監督の連覇はなるか、それとも……!? 「なるべく安全に。とくに17年のAMG GT3はこの後テストもあるので、絶対に壊さないように!」という安藝代表の指令のもと、レースはスタートした。
グリッドは、この日のために“コソ練”していた右京監督がポール。「今日初めてGT3カーに乗ります」という可夢偉が2番手、片岡、谷口という順でスタートしていった。
序盤、リードを奪ったのは右京監督。可夢偉、片岡と続くが、谷口はハンデをつけるべくやや遅れてスタートした。途中、片岡のSLS AMG GT3が可夢偉をかわすが、なんと途中で片岡車はトラブルが発生してしまい、ピットインしてしまった。



