F1ヨーロッパGPの予選を制したのは、メルセデスのニコ・ロズベルグ。フリー走行3回目まで、すべてのセッションでトップに立っていたルイス・ハミルトンは予選10位に終わった。

 ハミルトンはミスを繰り返し、予選Q3の終盤にはターン11の入口で右フロントを壁に当ててしまい、サスペンションが壊れてストップ。これで赤旗中断となり、タイムアップを狙うドライバーたちにとっては、残り時間わずか2分05秒で最後の勝負に出ることになった。

 赤旗が出た時点で、まだタイムを出していなかったレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、なんとかハミルトンを上回り、予選9位に。チームメイトのダニエル・リカルドは会心のラストアタックで3位に浮上した。

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは1分43秒966と、リカルドとまったく同じタイムを出したものの、わずかにタイミングが遅れたため、予選4位に甘んじる。

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