GTデイトナ(GTD)クラスは、午前と午後の両プラクティスでトップ3に入ったスプリット・オブ・レースの51号車フェラーリ488 GT3(ダニエル・セラ/ポール・ダラ-ラナ/ペドロ・ラミー/マティアス・ラウダ組)が2番手にコンマ4秒の大差をつけてポールポジションを獲得。
アタックを担当したセラは、セッション序盤から1分46秒台のタイムをマークすると、その後も自身のタイムを更新し続け最終的に1分46秒049というレコードタイムで自身初のポールを確定させた。
クラス2番手はミゲル・モリーナ駆るリシ・コンペティツィオーネの82号車フェラーリ488 GT3が入り、フェラーリ勢が予選ワン・ツーを達成。
FP2でクラス4番手につけた3GTレーシングは、ジャック・ホークスワースがドライブする15号車レクサスRC F GT3がクラス3番手につけたGRT・グラッサー・レーシング・チームに次ぐクラス4番手グリッドを確保。僚友14号車レクサスはクラス6番手につけた。
アキュラNSX GT3勢ではFP2でトップタイムをマークしたマイケル・シャンク・レーシング(MSR)の86号車NSXがクラス7番手。デビュー戦を迎えたHART(ホンダ・オブ・アメリカ・レーシング・チーム)の69号車NSXは同15番手、MSRの93号車NSXはボンネットが剥離するトラブルもあり17番手に留まっている。
走行初日を終えたデイトナ24時間は26日(金)、決勝前の最後の走行機会となるFP4が現地9時40分(日本時間23時40分)から実施される。決勝のスタートは27日(土)14時40分(日本時間28日(日)4時40分)だ。