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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2016.09.18 22:23
更新日: 2016.09.18 22:31

TOYOTA Gazoo Racing WEC第6戦オースティン レースレポート

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ル・マン/WEC | TOYOTA Gazoo Racing WEC第6戦オースティン レースレポート

2016年9月17日(現地)
トヨタ自動車株式会社
モータースポーツマーケティング部

WEC第6戦 COTA6時間 決勝
TOYOTA GAZOO Racing
#6号車が力強い走りで2戦連続の表彰台獲得

 9月17日(土)にFIA世界耐久選手権(WEC)第6戦サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)6時間レースの決勝が行われた。最後まで3メーカーが首位を争った接近戦の中、TOYOTA GAZOO Racingは2戦連続の表彰台フィニッシュを果たした。

TS050 HYBRID #5号車:(中嶋一貴、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ)
決勝: 5位、184周、ピットストップ8回、スターティンググリッド:6番手、最速ラップ:1分48秒482

TS050 HYBRID #6号車:(小林可夢偉、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
決勝: 3位、186周、ピットストップ7回、スターティンググリッド:4番手、最速ラップ:1分48秒544

 TS050 HYBRID #6号車は3位でチェッカーを受け、今季4度目の表彰台を獲得した。6時間を戦って最終的にトップと僅か26秒差という、LMP1-Hクラスを戦う3メーカーによるエキサイティングな首位争いが最後まで繰り広げられた。

#5号車はまたも不運に見舞われるレースとなってしまった。度重なる些細な不具合に見舞われ、表彰台争いからは脱落することとなり、5位でレースを終えた。

 まだ日差しも強く、気温が35度を超える猛暑のなか、午後5時にスタートが切られた。6番手グリッドだった#5号車は、最初のスティントを担当したセバスチャン・ブエミが4位へ順位を上げた。

ステファン・サラザン/マイク・コンウェイ/小林可夢偉組6号車トヨタTS050ハイブリッド
ステファン・サラザン/マイク・コンウェイ/小林可夢偉組6号車トヨタTS050ハイブリッド

#6号車はマイク・コンウェイが最初のスティントを担当し、最初のピットストップ時は6位で小林可夢偉へとドライバー交代を行った。

 ほぼ同じタイミングでピットインした#5号車は、素晴らしいピット作業によって、アンソニー・デビッドソンが3位へ浮上。しかし、90分後にターボチャージャー周りのトラブルが発生し、#5号車は6位へと後退を余儀なくされてしまった。

 レースが折り返しを過ぎ、コースは闇に包まれるなか、#5号車はさらに中嶋一貴のドライブ中にダメージを負った車両前部の交換、更にブエミのスティントでも左リヤタイヤのパンクに見舞われるなど、予定外のピットインを強いられることとなってしまった。


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