2015年F1アブダビGPの土曜予選で、トロロッソのマックス・フェルスタッペンは11位、カルロス・サインツJr.は10位だった。

■スクーデリア・トロロッソ
マックス・フェルスタッペン　予選＝11位
　楽な週末ではないが、精いっぱい努力したし、この結果には満足していいと思う。今日の予選ではマシンのポテンシャルを最大限に生かすことができた。

　どのランもすべてとてもうまくやれたけれど、Q2最後のランだけはよくなかった。アタックラップに備えるための決まったやり方があるんだけど、渋滞にはまったためにペースを落とさざるを得なくて、タイヤが冷えてしまった。それで1コーナーへのブレーキングで自信を持って攻めることができず、1.5秒失ったんだ……。

　でも結果的に11番手というのはスタートポジションとしていい位置だよ。新品タイヤでスタートできるドライバーの中で一番前だから、期待できそうだ。このコースはタイヤにかなり厳しいからね。

　レースペースはいいと思うので、明日は面白くなると思う。本当に楽しみだよ！

カルロス・サインツJr.　予選＝10位
　昨日は本当に難しい一日だっただけに、今日の結果はすごく嬉しいし、満足しているよ！　僕には順調な土曜日が本当に必要だった。FP3はすごくスムーズだったので、自信を築き上げ、望みどおりのマシンにセットアップすることができた。

　今日の予選は難しかった。夕暮れのコンディションに慣れて、ブレーキングの正しい基準を見つけなければならなかった。昨日のFP2で走行時間が足りなくて、それができなかったんだ。

　ここでいい予選を走ることは僕にとって重要だった。10番手にとても満足している。落ち着いて、肝心な時にすごくいいアタックができた。今日Q3に進出するのは簡単ではなかったけれど、なんとかやり遂げたんだ。いい気分だよ！