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MotoGP ニュース

投稿日: 2016.04.04 06:17
更新日: 2016.04.04 06:52

MotoGP第2戦アルゼンチンGP決勝:マルケスが今季初優勝でポイントリーダーに浮上

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MotoGP | MotoGP第2戦アルゼンチンGP決勝:マルケスが今季初優勝でポイントリーダーに浮上

 3周目にマルケスはロッシ、ドビジオーゾを次々に交わしてトップに浮上。ドビジオーゾは4周目のバックストレートエンドでマルケスの前に出ようとするが、突っ込みすぎてふくらみ、ロッシにも交わされて3番手に後退する。序盤はマルケス、ロッシ、ドビジオーゾ、アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)、マーベリック・ビニャーレス(スズキ)の5人がトップ集団を形成する。好スタートを切ったロレンソは後退し、6番手走行中の6周目の1コーナーで転倒を喫し、リタイアに終わってしまう。

 その後、マルケスとロッシの二人が抜け出し、テール・トゥ・ノーズのトップ争いを展開する。9周目にはロッシが一度は前に出るが、すぐにマルケスが抜き返す。3番手争いはドビジオーゾ、イアンノーネ、ビニャーレスの3人の戦いとなる。

 9周目を終えて、ビニャーレスとイアンノーネがピットインし、マシンを乗り換える。マルケスとロッシ、ドビジオーゾも10周目を終えてマシンを乗り換え再びコースへ。素早くマシンに乗り換えたマルケスは、アウトラップからペースを上げて、ロッシとの差を2秒788に広げると、再スタート後の2周目には1分40秒243のファステストを記録。対するロッシは1分41秒209に留まり、マルケスとロッシの差が一気に広がる。

 マルケスはその後もペースをキープして単独トップの座を確保すると、そのまま逃げ切って今シーズン初優勝を達成した。

 2番手争いはロッシにビニャーレス、イアンノーネ、ドビジオーゾが追いつき、4人の激しいバトルとなる。ロッシの前に出ようとするビニャーレスだったが、18周目の1コーナーで転倒、リタイアに終わる。19周目のバックストレートエンドでイアンノーネががロッシのインをつくが、二人がふくらむ間にドビジオーゾが4番手から2番手にジャンプアップ。ドビジオーゾ、イアンノーネ、ロッシの順で最終ラップに入る。

 ドゥカティの2台に引き離されたロッシだったが、最終コーナー手前の12コーナーの進入でドビジオーゾのインを付いたイアンノーネが接触転倒。これでロッシが2位でチェッカーを受けた。

 スタート直後の1コーナーで他車の接触のあおりを受けて大きく後退、その後追い上げ、上位の転倒にも助けられたダニ・ペドロサ(ホンダ)が3位に入賞した。


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