好スタートで飛び出してホールショットを奪ったのはメランドリ。デイビスが背後につけてドゥカティがワンツー体制に。

 オープニングラップでこの2台に割って入ったのはレイ。サイクスもレイに続いてデイビスをパス。レイとサイクスはさらにメランドリもかわし、カワサキワンツー体制でオープニングラップを終える。メランドリはデイビスと3位争いを展開しながらカワサキ2台を追う。

 2周目に入ったところでメランドリがサイクスから2番手を奪回。レイを追いかける。この2台をサイクスとデイビスが3位争いを展開しながら追う。このカワサキ2台、ドゥカティ2台の争いのテールにつけたのはフォレズとロウズ6台でトップ集団が形成される。

チャズ・デイビス(ドゥカティ)
チャズ・デイビス(ドゥカティ)

 6周目にメランドリがレイを捕らえてトップ浮上。しかしペースが上がらずに渋滞を引き起こす。その結果、順位が入れ替わる混戦に突入。10周目にはサイクス、ロウズ、レイ、メランドリ、デイビスの順に。さらにキャミアが加わってトップ争いは7台に膨れる。

 11周目。今度はロウズがトップ浮上。ペースを上げたロウズに反応したレイが12周目にトップ奪回。翌周にはサイクスもレイにならってロウズを攻略して2番手浮上。ここに続いたのはデイビス。ロウズはあっという間に表彰台圏外に追いやられる。

 14周目にロウズと4番手争いを展開していたメランドリが転倒して戦線離脱。17周目にはサイクスがトップに浮上するという激しい展開。レース終盤にはロウズが少し遅れてキャミア、フォレズとの3台での4位争いに移行。

 ラストラップ。レイとデイビスが並んで1コーナーに飛び込む。サイクスは若干遅れ、4位争いを抜け出したロウズに迫られる。レイとデイビスは最後まで激戦を展開し、0.042秒という僅差でレイが制した。3位争いはサイクスに軍配が挙がり、カワサキは表彰台の2席を獲得した。

レース1を制したジョナサン・レイ(カワサキ)
レース1を制したジョナサン・レイ(カワサキ)

 また同日に行なわれたWSSの予選は、ホンダからMVアグスタに移籍したパトリック・ジェイコブセン(MVアグスタ)がポールポジションを獲得。大久保光(ホンダ)は1回目のアタック中に転倒を喫して10番手。渡辺一樹(カワサキ)は23番手でデビュー戦の予選を終えた。

■SBK開幕戦フィリップアイランド レース1順位結果

Pos. No. Rider Team/Machine Gap
1 1 J.レイ カワサキ・レーシング・チーム(Kawasaki ZX-10R) 33'52.290
2 7 C.デイビス Aruba.it レーシング-ドゥカティ(Ducati 1199 Panigale R) +0.042
3 66 T.サイクス カワサキ・レーシング・チーム(Kawasaki ZX-10R) +1.050
4 22 A.ロウズ パタ・ヤマハ・オフィシャルWSBKチーム(Yamaha YZF R1) +1.082
5 2 L.キャミア MVアスグタ・レパルト・コルセ(MV agusuta 1000 F4) +3.002
6 12 X.フォレズ バーニーレーシングチーム(Ducati Panigale R) +3.320
7 81 J.トーレス アルシアBMWレーシングチーム(BMW S1000 RR) +8.725
8 50 E.ラバティ ミルウォーキー・アプリリア(Aprilia RSV4 RF) +12.135
9 60 M.ファン・デル・マーク パタ・ヤマハ・オフィシャルWSBKチーム(Yamaha YZF R1) +12.180
10 88 R.クルメナヒャー カワサキ・プッシェティ・レーシング(Kawasaki ZX-10R) +12.439
11 69 N.ヘイデン レッドブル・ホンダ・ワールド・スーパーバイクチーム(Honda CBR1000RR) +19.344
12 21 M.ライターバーガー アルシアBMWレーシングチーム(BMW S1000 RR) +21.336
13 40 R.ラモス チームカワサキ・ゴー・イレブン(Kawasaki ZX-10R) +24.866
14 15 A.デ・アンジェリス ペデルチーニ・レーシング・SC-プロジェクト(Kawasaki ZX-10R) +24.902
15 6 S.ブラドル レッドブル・ホンダ・ワールド・スーパーバイクチーム(Honda CBR1000RR) +28.936
16 84 R.ルッソ グアンダリニ・レーシング(Yamaha YZF R1) +39.404
17 86 A.バドビーニ グリッリーニ・レーシング・チーム(Kawasaki ZX-10R) +42.941
18 37 O.ジェゼック グリッリーニ・レーシング・チーム(Kawasaki ZX-10R) +48.043
33 M.メランドリ Aruba.it レーシング-ドゥカティ(Ducati 1199 Panigale R) 7 Laps(リタイア)
25 J.ブルックス ERモータースポーツ-EliteRoads.com.au(Yamaha YZF R1) 16 Laps(リタイア)
32 L.サバドーリ ミルウォーキー・アプリリア(Aprilia RSV4 RF) 17 Laps(リタイア)

本日のレースクイーン

弓川いち華ゆみかわいちか
2026年 / スーパーGT
Pacific Fairies
  • auto sport ch by autosport web

    20歳でスーパーGTの最高峰に挑む“新人”小林利徠斗に迫った『FORMATION LAP』2026年第1弾が6月5日に公開

    ふつうとちょっとズレてる──20歳で最高峰に挑む新人ドライバー【FORMATION LAP Produced by auto sport】2026 Episode 1

  • auto sport

    auto sport 2026年8月号 No.1622

    [特集]│多│角│検│証│
    なぜ、日本人はF1で勝てないのか?
    いつか夢を実現するために過去から学ぶ

  • asweb shop

    掘り出し物満載の特別企画『モデルカー祭り!』がautosport web shopで開催中。6月25日まで

    レア物や特別価格商品が満載!
    6月25日まで