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クルマ ニュース

投稿日: 2017.07.12 22:29
更新日: 2017.07.13 10:49

アウディ、新型旗艦セダン『A8』発表。世界初の自動運転“レベル3”を実現

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クルマ | アウディ、新型旗艦セダン『A8』発表。世界初の自動運転“レベル3”を実現

マイルドハイブリッドとe-tron:ドライブシステム

 ヨーロッパでの発売時点で、新型Audi A8には、210kW(286hp)の3.0 TDIと250kW(340hp)の3.0 TFSIの2タイプのV6ターボエンジンが設定されます。その後、2タイプの4LV8 -320kW(435hp)の4.0 TDIと338kW(460hp)の4.0 TFSIが追加される予定です。
 
 さらに、エクスクルーシブなトップエンジンとして、排気量6.0LのW12ユニットも設定されます。

 5タイプすべてのエンジンに、48ボルトの電源システムとベルト駆動式のオルターネータースターター(BAS)が備わります。このマイルドハイブリッド・テクノロジー(MHEV:マイルドハイブリッドエレクトリックビークル)により新型Audi A8は、エンジンを休止させたまま無負荷でかなりの距離走ること(コースティング)が可能になっており、そこからエンジンを再始動するときも非常にスムーズです。
 
 エンジンのスタート/ストップ機能が、幅広い走行条件で有効となっており、エネルギー回生の量も最大12kWと、大きな値が得られることにようになりました。
 
 その結果、低燃費で定評のある各エンジンの効率はさらに向上しています。MHEVを採用しない場合と比較して、実際の走行条件で、100km走行あたり0.7Lの燃料消費が削減されています。

アウディA8 インテリア
アウディA8 インテリア

 パワフルなプラグインハイブリッドドライブを採用したAudi A8 L e-tron quattroも、後日導入する予定です。このモデルは、3.0 TFSIと強力な電気モーターの組み合わせにより、330kW(449hp)のシステムパワーと700Nmのシステムトルクを発生します。
 
 リチウムイオンバッテリーに蓄えられた電力だけで、約50kmの走行を可能にしています。
 
 リチウムイオンバッテリーの充電には、オプション設定された新しいデバイスであるアウディワイヤレスチャージングを利用することができ、ガレージの床にこの受電パッドを敷くことで、非接触のまま、車載のレシーバーコイルを介し、3.6kWのパワー出力で充電が行なうことができます。

 ネッカーズルム工場で生産される新型Audi A8及びAudi A8 Lは、2017年晩秋からドイツ市場で販売が開始されます。ベース価格はAudi A8が90,600ユーロ(約1172万4000円)、Audi A8 Lが94,100ユーロ(約1217万7000円)となります。


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