ポールスターが「エレクトリック・パフォーマンス・ハイブリッド」と呼ぶドライブトレーンは、トルクベクタリングを可能にするダブル・エレクトリック・リヤアクスル機構を採用。600PS/1000Nmのスーパースポーツ級のアウトプットを持ちながら、グリップを最大限に保つ駆動力配分制御を採用。エンジンを発電機として使用するレンジエクステンダーで、150kmのEV走行が可能となっている。
この『Polestar 1』は全車が中国・成都に建設される最先端のポールスター・プロダクション・センターで生産され、100%オンラインでの販売方式を採用。2年または3年のサブスクリプション方式のみで提供され、ピックアップとデリバリーサービス、ボルボおよびポールスター車の代車レンタルサービスなど、それら全てが月額の支払いに含まれている。
また、Phone-As-Keyテクノロジーでは第三者とバーチャルキーを共有することや、多数のオンデマンド機能にアクセスすることを可能とするなど、その販売方法も先進的な試みがなされる。
さらに今後の発売が予定されるモデルの概要も明かされ、2019年末には『テスラModel 3』を仮想ライバルとするボルボ・カー・グループ初の電気自動車(BEV)となる『Polestar 2』の生産を開始。この中型BEVに続き、ポールスターが「エレクトリックパフォーマンスとドライビングダイナミクスを現代的に表現する大型SUV」と謳うBEVの『Polestar 3』の発売も予定されている。
これらのモデルは、ポールスター・アプリまたはオンラインポータルを介してネットワーク上で行なわれ、すでに10月17日から『Polestar 1』の注文予約受付が開始されている。