ミツビシ、ジュネーブショーで次世代クロスオーバーSUVコンセプト『エンゲルベルクツアラー』を世界初披露
2019年3月6日
プレスリリース
三菱自動車、『MITSUBISHI ENGELBERG TOURER』を世界初披露
新サービス「電動DRIVE HOUSE」を2019年より開始予定
三菱自動車は、3月5日(火)から17日(日)までスイス・ジュネーブで開催される第89回ジュネーブ国際モーターショー*1に三菱自動車のブランドメッセージ“Drive your Ambition”を体現し、独自かつ先進の電動化技術、四輪制御技術によってSUVとしての魅力をいっそう高めた新世代クロスオーバーSUVのコンセプトカー『ミツビシ・エンゲルベルクツアラー』を世界初披露します。
また、電動車の新しい価値を実現する新たなサービス『電動DRIVE HOUSE(DDH)』をデモンストレーション展示します。
これは、三菱自動車の販売店で電動車の購入とあわせ、V2H*2機器を中心とした家庭用システムをお客様に提供するもので、2019年より日本をはじめ、欧州などでもサービス開始を予定しています。
*1:正式名称はLe 89e Salon international de l’automobile Genève 2019。3月5日(火)~6日(水)はプレスデー、7日(木)~17日(日)は一般公開日として開催されます。詳細は下記公式サイトをご参照ください。https://www.gims.swiss/
*2:Vehicle to Homeの略で、EVやPHEVに蓄えた電気を家庭で使う仕組みのこと。
1.『ミツビシ・エンゲルベルクツアラー』
(1)コンセプト
車名に冠したエンゲルベルクはスイス中央部にある山間部の村で、壮大なパノラマの景色を楽しむことができる有数のスキーリゾートであり、自然で人の手が入っていない地形で滑走するスキーのスタイル、フリーライディングを楽しむことができる場所として知られています。
ENGELBERG TOURERは、ツインモーター4WDのプラグインハイブリッドEV(PHEV)です。“エンゲルベルクツアラー“の名に相応しく、どんな気象条件や路面状況でもドライバーが自信をもってドライブできる高い走行性能と、都市から離れ充電インフラが整っていない場所までも安心してドライブできるPHEVならではの長い航続走行距離を合わせ持ちます。
また、目的地までの移動の間、家族や仲間が充実した時間を過ごし、多人数乗車と多彩な収納を両立する優れたパッケージングにより、「もっと遠くまで行ってみたい、今までより一歩先に踏み出してみたい」というドライバーの好奇心と探究心をかき立てます。
(2)デザイン
エンゲルベルクツアラーは、その名のとおりリゾート地でのシーンにふさわしい、上質かつ機能的なオールラウンドクロスオーバーSUVとしてデザインしました。
どんな道でも走破できる力強さや頼もしさを表現したボディデザインや、多人数が快適に過ごせる十分なキャビンスペースと細部にまで質感と機能性にこだわったインテリアで、ミツビシらしいデザインを目指すとともに、フォグランプを配備した自動開閉するルーフボックスや、前後バンパーのアンダーガードを装備し、よりアクティブなSUVに仕立てました。
ボディカラーでは、雪景色の中で静寂ながらも張り詰めた緊張感のある冷たい空気感をイメージし、光の当たり方により青く輝く、上質さを表現したシルバーを採用。豊かなボディ断面を際立たせ、ドラスティックに表情が変化する色としています。
また、給電時や充電時には、フロントフェイスの特徴である“ダイナミックシールド”のメッキ部を柔らかく点灯させることで、PHEVならではの特長を表現しています。