導入当初グレード展開は全3モデルとなり、A180系の2グレードには先代比14PS向上の最高出力136PS、最大トルク200Nmを発生する、1.4リッター直列4気筒直噴ターボの”M282″エンジンを搭載。
このエンジンに採用される”デルタ形シリンダーヘッド”は、その名のとおりシリンダーヘッドが三角柱を横に寝かした形状となっており、通常のシリンダーヘッドに比べると装着時の高さがある一方で幅や重さが小さくなり、軽量化、省スペース性能が向上している。
トップグレードのA250 4MATICセダンに積まれる2リッター直列4気筒直噴ターボの”M260″は、224PS/350Nmのアウトプットを持ち、可変トルク配分型四輪駆動システムの4MATICを採用。組み合わされるトランスミッションは2モデルとも、実績のある7速デュアルクラッチトランスミッション”7G-DCT”となり、効率向上に効果的なダイレクトな変速を実現しながら、振動も抑える優れたセッティングが施されている。
その他、テレマティクスサービスのMercedes me connectや、フラッグシップの『Sクラス』と同等の最新の安全運転支援システムとなる”インテリジェントドライブ”も採用。
このうち『レーダーセーフティパッケージ』、『ナビゲーションパッケージ』、 360°カメラシステム、ヘッドアップディスプレイやアドバンスドサウンドシステムが含まれる『アドバンスドパッケージ』も標準装備とした発表記念特別仕様車『A250 4MATICセダン Edition 1』も設定された。
ポーラーホワイトのカラーを採用したエクステリアは、コッパーアクセント入りブラックダイヤモンドグリルや専用のコッパーアクセントの入った19インチAMGマルチスポークアルミホイール、フロントフェンダーには専用の“Edition”を示すバッジが装備され、スタイリッシュで上品なイメージを演出。
一方のインテリアもシート、ダッシュボード上部、ドアトリムやフロントアームレスト、フロアマットなどに専用のコッパーステッチがあしらわれ、64色のアンビエントライトに加えてトリムには「Edition」のロゴが入ったアルミニウムインテリアトリムが装備されている。
各グレードのデリバリー時期はA250が9月ごろ、A180系は2019年末が予定され、価格は344万〜476万円に。発表記念特別仕様車『A250 4MATICセダン Edition 1』は582万円となっている。


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