また、プラグを介して6.0kWまでの交流普通充電を利用でき、回生ブレーキにより発電した電気を車体後部に搭載される13.5kWhのリチウムイオンの高電圧バッテリーに充電することも可能で、この電力により最高出力200PS(147kw)、最大トルク350Nmを発生するモーターにより駆動する。

 こうして2種類の電源が活用可能になることで、車両の加速初期には高電圧バッテリーに充電された電気を使用し、その後、燃料電池で発電された電気を主に使用するなど、それぞれの特性を理想的に活用することが可能になるという。

 これにより、日常の短距離走行は水素を使用せず、充電された高電圧バッテリーの電気で電気自動車として使用し、水素が不足した場合でも水素ステーションまで充電された電気で走行するなど、まだインフラの部分で制約のある燃料電池自動車の実用性を向上することが可能となっている。

 さらに特性の異なるさまざまなドライブモードやシステムモードを備えることで、電力消費率や快適性、アジリティなどを変化させることが可能となり、とくに燃料電池と高電圧バッテリーの連携関係を調整する4つのシステムモードを駆使することで、より高効率なエネルギーマネジメントが実現できる。

 メルセデスの社内基準に即し、パッシブセーフティに関しても内燃機関モデル以上の安全性を確保するほか、テレマティスクス機能のMercedes me connectなども標準装備され、価格は1050万円となっている。

車体後部に搭載される13.5kWhのリチウムイオンの高電圧バッテリーに充電し、最高出力200PS(147kW)、最大トルク350Nmを発生するモーターにより駆動する
燃料電池と高電圧バッテリーの連携関係を調整する4つのシステムモードを駆使することで、より高効率なエネルギーマネジメントを実現した

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