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クルマ ニュース

投稿日: 2020.12.01 17:27
更新日: 2020.12.01 17:29

ボルボ『S60』と『V60CC』にも48Vハイブリッドを搭載し、全車電動化が完了

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クルマ | ボルボ『S60』と『V60CC』にも48Vハイブリッドを搭載し、全車電動化が完了

 また、内燃機関としてもシリンダー表面処理の改良などエンジン内部の摩擦 (フリクション)低減を図るとともに、気筒休止システムを導入したことで一定条件を満たした状態での2気筒走行が可能となり、エンジンの運転効率が向上し燃費が大きく改善している。

 一方、『S60』に追加されたRecharge Plug-in hybrid T6 AWDは、253PS/350Nmを発生するDrive-Eの2リッター4気筒スーパーチャージャー付き直噴ターボと240Nmを発揮する電気モーターをリヤに配置し、エンジンとモーター双方を最大限に活用するPowerモードに加え、ベストな走行バランスを追求したHybridモード、電動モーターだけで駆動するPureモードなど、EV走行のみによるゼロエミッション走行も可能となり、プラグインレンジは48.2kmとなっている。

 この完全電動化を契機に装備の一部変更と見直しも実施され、エントリーの『S60 B4 Momentum』は、パワートレインの変更と併せてキーレスエントリー、運転席8ウェイパワーシート(運転席ドアミラー連動メモリー機構付)、ドアハンドル(ボディ同色、グラウンドライト付)を標準装備としつつ500万円を切る価格設定を実現。『S60 Recharge Plug-in hybrid T6 AWD』にも装備レベルを見直したInscription Expressionを追加し、戦略的な価格設定としている。

 また、スポーツサスペンションによる洗練された走りに加えグロッシーブラック仕上げのアクセントや18インチ専用アルミホイール装備のR-Designを現行『S60』に新設定。

 さらにPM2.5センサー、車内自動換気機能付のCleanZone – アドバンスト・エア・クオリティ・システムや、180km/hの最高速度制限、予めクルマの最高速度を任意のより低い速度に制限しておくことが可能なケア・キーなども導入し、価格は『S60』が499万~799万円(税込)。『V60 Cross Country』が579万~674万円(税込)となっている。

『V60 Cross Country』でも”T5″が”B5″に置き換えられ、これでボルボの国内販売モデルはすべて電動化が終了した


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