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クルマ ニュース

投稿日: 2020.12.04 17:33
更新日: 2021.02.18 14:27

新型『エクリプスクロス』デビュー。ミツビシのPHEV、ラリーで培ったS-AWCを融合させたクーペSUV

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クルマ | 新型『エクリプスクロス』デビュー。ミツビシのPHEV、ラリーで培ったS-AWCを融合させたクーペSUV

 今回のマイナーチェンジでは従来ラインアップされていたディーゼルエンジンモデルが廃止され、プラグインハイブリッド車が新たに加わった。
 
 2.4リットルガソリンエンジンと前後2基のモーターの組み合わせはアウトランダーPHEVから継承されたものだが、エクリプス クロス用に最適化されており、電動車ならではのより軽快で力強い走りが可能に。床下に置かれる駆動用バッテリーの容量は13.8kWhで、EVモードでの航続距離は57.3kmとなっている。
 
 そんなPHEVモデルと1.5リットルガソリン車の両方においてボディの剛性強化、サスペンションの最適化が行われた。これに加えて前者ではツインモータ―4WDをベースとしたS-AWC(スーパー・オールホイール・コントロール)が採用され、高応答・高精度・高自由度という電動車の特性を生かしキビキビとした走りを獲得した。
 
 また、ガソリンモデルにおいても電子制御4WDをベースに、アクティブ・ヨー・コントロール(AYC)と、ABS&アクティブ・スタビリティ・コントロール(ASC)を協調させるS-AWCを採用することで、運転操作に忠実で安心感の高い車両挙動を実現している。

 WRC世界ラリー選手権やダカールラリーへの参戦を通じて鍛えられたS-AWCの制御は“ノーマル”、“スノー”、“グラベル(未舗装路)”からなるモード設定で切り替えることができ、バッテリー搭載による低重心化の恩恵を受けるPHEV車ではよりスポーティな走りが楽しめる“ターマック(舗装路)”モードも選択可能だ。

最大1500W対応の100V AC電源を備えておりアウトドアや災害時にクルマから給電することが可能
最大1500W対応の100V AC電源を備えておりアウトドアや災害時にクルマから給電することが可能

 
 この他、機能面ではPHEV車のラゲッジルーム内に最大1500Wまで対応する100V AC電源が設置された。この装備はキャンプなどのアウトドアレジャーや、災害時の電源供給に役立つほか、V2H機器と接続すれば家庭用蓄電池としてクルマに蓄えた電力で自宅内の家電製品を動かすといった利用方法にも対応する。
 
 マイナーチェンジに合わせて新設定された8インチスマートフォン連携ナビゲーションは、Apple CarPlayとAndroid Autoに対応。携帯端末と接続するだけでミュージックアプリなどお気に入りのアプリケーションをそのまま利用することができる。

 従来からある6色のボディカラーに有料色のホワイトダイヤモンドを加え全7色展開となった新型エクリプス クロスは、PHEVモデルに『P』『G』『M』、ガソリンモデルに『Gプラスパッケージ』『G』『M』の各3グレードが用意され、価格はPHEV車が384万8900~447万7000円(税込)、ガソリン車は253万1100~334万6200円(税込)となっている。

ミツビシ・エクリプス クロス(ボディカラー:レッドダイヤモンド)
ミツビシ・エクリプス クロス(ボディカラー:レッドダイヤモンド)
ミツビシ・エクリプス クロスPHEV(エクステリア:フロント&サイドビュー)
ミツビシ・エクリプス クロスPHEV(エクステリア:フロント&サイドビュー)

『エクリプス クロス』車両情報:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/eclipse-cross/index.html
『エクリプス クロス』スペシャルコンテンツ:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/eclipse-cross/special/contents/index.html


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