2020年1月5日
プレスリリース

ピレリ、ランドローバー・ディフェンダーの最新モデル向けに低排出ガスと低燃費を兼ね備えた新スコーピオン・ゼロ・オールシーズンタイヤを開発

このクラスのタイヤをリードする低転がり抵抗とオフロード性能を両立させた専用タイヤ

2020年12月15日、ミラノ
 ピレリは、最新のランドローバー・ディフェンダーの純正承認タイヤとして、新しいスコーピオン・ゼロ・オールシーズンタイヤを専用設計・開発し、ランドローバー社とのパートナーシップを強化しました。

 ピレリとランドローバー社のエンジニアは、オフロードを象徴するこの車両の専用タイヤを開発するにあたり、開発の一部を世界中で最も過酷な地域において協業で行いました。

オフロード性能を維持しながら、トップクラスの転がり抵抗を実現
 ピレリ・スコーピオン・ゼロ・オールシーズンは、全ての季節において、最大限の性能を発揮するように設計されたSUV向けの超高性能(UHP)タイヤです。ドライ・ウエット両路面において、ノイズを低減しながら、優れた快適性と安全性を提供します。

 ランドローバーの転がり抵抗性能Aクラス(欧州エコラベリング規格)のタイヤを達成するために、ピレリのエンジニアは、既存の19〜20インチのスコーピオン・ゼロ・オールシーズンのオフロード性能を高め、転がり抵抗を最小限まで低減させました。世界で最も早くオフロード車の排ガス削減に取り組んだ、このランドローバー社との協業は、ピレリにとっては、まさに挑戦と言えるものでした。

 この新しいタイヤは、ピレリの『パーフェクトフィット』フィロソフィーに沿って開発され、オフロードやウエットな草地におけるパフォーマンスを維持しながら、新しい材料を投入し、Aクラスの転がり抵抗を達成させました。

 この性能を確認するテストは丘陵地で行われ、スコーピオン・ゼロ・オールシーズンタイヤをランドローバーに装着して、定常にて登坂性能を確認し、さらにウエットな草地における横方向のグリップを確認するために坂を横断するテストも実施しました。

 ランドローバー・ディフェンダー専用スコーピオン・ゼロ・オールシーズンタイヤでは、各パフォーマンスと燃費の目標達成のために、タイヤの構造を変更するとともに、トレッドパターンのショルダー部に新しいデザインとダブルトレッドブロックを採用して、マッド、草地、スノーにおけるグリップを改善しています。

 このことは、高速走行時やオフロード路面でもディフェンダーのパフォーマンスと安定性には不可欠な要素でした。開発時は、イギリス、イタリア、ドイツ、スウェーデン、スペイン各国のあらゆる路面で厳しいテストが実施されました。

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