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クルマ ニュース

投稿日: 2021.04.14 09:00
更新日: 2021.04.14 09:22

【市販車情報】最新キャンピングカーのキーワードは家電製品を長時間使用できる“充電力”

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クルマ | 【市販車情報】最新キャンピングカーのキーワードは家電製品を長時間使用できる“充電力”

■ケイワークス/トヨタ・ハイエース

急速充電もできる最新の電源システムを搭載する

ケイワークス/トヨタ・ハイエース
ケイワークス/トヨタ・ハイエース

 ケイワークスは長年、キャンピングーカーを架装している老舗ビルダー。今回展示されていたトヨタ・ハイエースは、木目調で加飾されたキャビンの美しさも際立つが、最大の見所は電源マネジメントの充実ぶりだ。

 ハイエースに搭載されている同社オリジナルの『メビウスシステム』は、走行充電/外部充電/ソーラーパネルの充電に対応する。

 サブバッテリーの容量で電化製品を使用できる時間は変わるが、100Ahバッテリーを3つ搭載する車両ならば、エアコンは約6時間〜7時間半、冷蔵庫は約100時間、ノートパソコンであれば約130時間は使用できるという。

 充電力も最大61Ahと一般的な100Ahクラスのリチウムイオンバッテリーならば、2時間足らずでフル充電できる性能を持っている。

キャビンは木目とレザーを使った豪華な雰囲気。高機能な電源マネジメントを採用している。
キャビンは木目とレザーを使った豪華な雰囲気。高機能な電源マネジメントを採用している。
ルーフが水平にアップするエレベーター式のポップアップルーフ。室内高は1850mmまで拡大される。
ルーフが水平にアップするエレベーター式のポップアップルーフ。室内高は1850mmまで拡大される。

■ユーアイ ビークル/カムロード用 コンフォートショックアブソーバー

専用キットで足まわりを強化。乗り心地を改善したトヨタ・カムロード

ユーアイ ビークル/トヨタ・カムロード用 コンフォートショックアブソーバー
ユーアイ ビークル/トヨタ・カムロード用 コンフォートショックアブソーバー

 
 トヨタ・カムロードは、国産キャブコンのベース車両として絶大なシェアを持つが、ラダーフレームを採用した車両のため乗り心地はいまひとつ。

 高い動力性能は求めていなくても、乗り心地はもっと改善されれば良いと願うカムロードのオーナーも多いことだろう。そんな声に応えてくれるのが、ユーアイビークルが提案するカムロードの足まわりを補強するアップデートパーツだ。

 同社は乗り心地にこだわったトヨタ・ハイエースキャンパーを提案するビルダーであるため、そのノウハウをカムロードにも注入している。

 オレンジ色にペイントされたフロントスタビライザーとリヤスタビライザー、ショックアブソーバーを組み込むことで、縦揺れと横揺れを効果的に抑えることができるとのこと。取付け作業も一般的な整備工場でも対応可能のため、気軽に装着できることもうれしい。

アブソーバーはキャンピングカーの重さを受け止められる十分な容量を確保。リヤの突き上げ感も和らげることができるとい
アブソーバーはキャンピングカーの重さを受け止められる十分な容量を確保。リヤの突き上げ感も和らげることができるとい
フロント側は減衰固定ではなく、ドライバーの好みに応じて14段階で減衰力の調整が可能。運転の楽しさを念頭に開発されている。
フロント側は減衰固定ではなく、ドライバーの好みに応じて14段階で減衰力の調整が可能。運転の楽しさを念頭に開発されている。

■ゴードンミラー/GMLVAN C-01(NV200)

リアル木目で統一されたオシャレでモダンなキャビンを提供

ゴードンミラー/GMLVAN C-01(NV200)
ゴードンミラー/GMLVAN C-01(NV200)

 ガレージ生活に彩りを与えるアイテムを数多く提案するゴードンミラー。キャンピングカーのビルダーとしても、インテリアブランド『ジャーナルスタンダード ファニチャー』とコラボレーションした味わい深いモデルを提案している。シンプルながらも贅を凝らしたリアルな木目の室内は、多くのユーザーから好評を集めている。

 今回展示されていたニッサンNV200をベースにした『GMLVAN C-01』は、ボディカラーにご注目。“コヨーテ”と名付けられたカーキ系の色は、一般的な全塗装ではなく、日産自動車の協力により新車製造時の生産工場で塗装されたもの。

 ゴードンミラーのオリジナルカラーでありながら、メーカー純正の品質を実現していることも見逃せない。

天然木を床から天井まで贅沢に用いたキャビン。本物だからこそ、経年劣化による風合いの変化も楽しむことができる。
天然木を床から天井まで贅沢に用いたキャビン。本物だからこそ、経年劣化による風合いの変化も楽しむことができる。
ラゲッジルームの床板をテーブルとして活用できる。さりげない工夫で快適なバンライフをサポートする。
ラゲッジルームの床板をテーブルとして活用できる。さりげない工夫で快適なバンライフをサポートする。

■RVランド コンセプト/ジープ・ラングラーTripTop

ラングラーの新たな一面を発掘! 専用ポップアップルーフを提案

TripTop/ジープ ラングラー
TripTop/ジープ ラングラー

 RVランド コンセプトが開発したジープ・ラングラー専用のポップアップルーフ『TripTop』がついに正式発売されることになった。

 取付け作業はボディ加工ではなく、ルーフユニットを屋根にかぶせてキャリアに固定する方法を採用する。そのため、ボディ側を傷めずにキャンパー仕様に変身できるという、アイデアアイテムだ。

 すでに10台限定の先行発売分は発表直後に完売してしまったそうだが、今年9月には正式なカタログモデルとして発売されるとのこと。ラングラーのオーナーは是非検討してみてほしい。

ルーフベットのサイズは2000mm×1100mmと十分な広さを確保。これを取り付ければラングラーでも快適な車中泊ができる。
ルーフベットのサイズは2000mm×1100mmと十分な広さを確保。これを取り付ければラングラーでも快適な車中泊ができる。
ルーフベットには、運転席上のサンルーフから乗り込む。ルーフレールにがっちりと固定されているので、安定感も申し分なし。
ルーフベットには、運転席上のサンルーフから乗り込む。ルーフレールにがっちりと固定されているので、安定感も申し分なし。

■ヴィネベーゴ/ボヤージュ フィフスホイール

キャンパーの憧れ、北米生まれの動くマンション!?

ヴィネベーゴ/ボヤージュ フィフスホイール
ヴィネベーゴ/ボヤージュ フィフスホイール

 北米で活動するヴィネべーゴは、本場で磨き抜かれた本格キャンピングカーを幅広い価格レンジでラインナップする。今回紹介するボヤージュ フィフスホイールは、ヴェネベーゴのトレーラーシリーズの最上位に君臨するフラッグシップモデルだ。

 ボヤージュ フィフスホイールの3つの区画に分けられるマルチキャビンは、高級マンション並みの設計が注がれている。本格的なラウンジやダイニングキッチン、バスルームがレイアウトされるなど、“家”がそのまま移動する感覚に近い。

 大きすぎるボディサイズや重量が嵩むこともあって、購入のハードルは相当高いものだが、最近は法人需要もあって台数が出ているという。

全長10mを超え、ボディの重量は5010kgと超ヘビー級。ヒッチウェイトは1160kgとなるため、牽引する車両はトレーラーヘッドが望ましいそうだ。
全長10mを超え、ボディの重量は5010kgと超ヘビー級。ヒッチウェイトは1160kgとなるため、牽引する車両はトレーラーヘッドが望ましいそうだ。
キャビンは、大まかに分けると3つのスペースが設けられている。フロント側にリビングやダイニング、リヤ側にはベットルームがレイアウトされている。
キャビンは、大まかに分けると3つのスペースが設けられている。フロント側にリビングやダイニング、リヤ側にはベットルームがレイアウトされている。


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