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クルマ ニュース

投稿日: 2022.03.17 15:50
更新日: 2022.03.17 15:51

フレンチラグジュアリーカーの復興を担う旗艦『DS9』上陸。プラグインハイブリッドも用意

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クルマ | フレンチラグジュアリーカーの復興を担う旗艦『DS9』上陸。プラグインハイブリッドも用意

 そのほか、エンジンマウントはクレードルタイプを採用し、制振、静音化とともにエンジンの位置決めをより強固なものに。フロントサスペンションアームは鋼板プレス構造からアルミ合金鍛造に変更され、ステアリングラックも専用品となっている。こうしたフロント部分のさらなる強化・バージョンアップにより、より滑らかで繊細なステアリングフィールと意のままの味わい深いハンドリングを実現した。

 パワートレインにはプラグインハイブリッド(PHEV)仕様のE-TENSEとガソリンエンジン仕様が用意され、PHEV仕様には2019年、2020年の2年連続でドライバーズ&チームのダブルチャンピオンを勝ち獲ったフォーミュラEのテクノロジーを注入。フロントに搭載する1.6リッター“PureTech”直噴ターボエンジン(200PS/300Nm)をベースに、81.2kW/110PSの前輪用モーターを装備。システム総合出力は250PS/360Nmとし、0-100km/h加速は8.1秒、EVモードにおける最高速度は135km/hと高いパフォーマンスを有する。

 リヤシート下に配置し前後重量配分の適正化を図った5.6Whの容量のリチウムイオントラクションバッテリーは、満充電に要する時間が3kW/200Vで約5時間、6kW/200Vで約2.5時間。無料のスマートフォン用アプリMyDSから充電予約と状況の確認、そしてエアコンのプリコンディショニングの遠隔操作が可能で、内燃機関を一切使わないEVモードでの走行は欧州WLTCモードで61kmとなり、ハイブリッド燃料消費率は14.0km/Lと優れた省燃費性能を誇る。

 一方のガソリン仕様1.6リッター“PureTech”は、吸排気可変バルブタイミングやウェイストゲートバルブの電動化、ガソリン微粒子フィルターの採用など高効率性と良好な燃費、そして高い環境性能を実現しながら、最高出力225PS/5500rpm、最大トルク300Nm/1900rpmとしている。

 また、レーンキープ時には左右両側の白線の中央のみならず、ドライバーが任意に左右位置を決めることができるDSコネクテッドパイロットは、走行状況に応じてドライバーの気持ちに沿った制御を実行。路面をセンシングして必要なダンピング特性を先読み制御するDSアクティブスキャンサスペンションや、最新のADAS(安全運転支援機能)など、グローバルスタンダードで見ても最先端のテクノロジーを満載している。

 エクステリアカラーには、繊細なメタリックホワイトを基調にハイライト部分にほのかにシャンパンゴールドが覗くエレガントな色調であるクリスタルパールをE-TENSEのイメージカラーに据え、ブルーミッドナイト、ブランナクレ、ノアールペルラネラ(受注生産)を用意。インテリアにはOPERAとRIVOLIの2種類のトリムが設定され、価格は630万~787万9000円(税込)となっている。

DS 9車両情報:https://web.dsautomobiles.jp/ds9-debut/
DSコール TEL:0120-92-6813

OPERA(オペラ)ではルビーのような深紅が印象的なアールルビィと呼ばれるムラ染のレザーを使用する
車輌重量はPHEV版で1930kg、ガソリンエンジン版で1640kg(ともにOPERA)となる


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