このデジタルOLEDリヤライトはオプション設定となり、ヘッドライトと連動して4種類のデジタルライトシグネチャーを選択することが可能となる。さらにアシスタンスシステムと連携して作動する近接表示機能も組み込まれ、後方から近づいてくる車両が停止している『Q8』の2m以内に近づくと、コントロールユニットがすべてのデジタルOLEDセグメントを点灯させる機能も備わる。
標準ではコントラストカラーのグレーが採用されるシートトリムのステッチには複数のカラーが設定されるとともに、エクステリアでもアウディスポーツGmbHによるメタリック仕上げのサクヒールゴールド、アスカリブルー、チリレッドなど新しい3種類のカラーを設定。脚元では21インチから23インチまで、5種類の新しいホイールデザインが用意される。
また第3世代モジュラーインフォテインメントツールキット(MIB3)は、市場独自のappストアを利用できるように機能が拡張され、サードパーティ製の人気アプリ(SpotifyやAmazon musicなど)が利用可能となるなど、ここでもさらなるパーソナライズが可能に。
ドライバーアシスタンスシステムの面でも、車線変更警告、他の道路ユーザー(トラック、乗用車、モーターサイクル)との距離警告、交差点アシスト、信号機情報が、フルHD品質でアウディバーチャルコックピットに表示される。ダイナミクスでは連続可変アダプティブダンピングシステムを備えた電子制御式エアサスペンションや、オールホイールステアリングなどもオプション設定(SQ8 TFSIに標準装備)にて用意されている。
パワートレインは3.0リットルV型直噴6気筒ガソリンの“55 TFSI(340PS/540Nm)”、同ディーゼルの“45 TDI(286PS/600Nm)”ともに、8速ティプトロニックとquattroフルタイム4輪駆動に、リチウムイオンバッテリーと48V主電源システムに電力を供給するベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)を軸としたマイルドハイブリッドシステムが組み合わされる。
この新型『Q8』の日本市場向けモデル発売時期はまだ未定ながら、仕様、価格、グレード体系などは追ってアナウンスされる見込みだ。
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