■16歳の宮田が初優勝

FIA-F4富士 決勝レース
FIA-F4富士 決勝レース

 スタートを「ちょっと失敗しました」と語るも、イン側のグリッドからしっかり加速していった小高がホールショットを決め、宮田と阪口、そして大滝が続いていく。4台でのトップ争いに、大滝に代わって加わることとなったのは石坂。そして、11周目のコカコーラコーナーでは、宮田が待望のトップに躍り出る。
FIA-F4富士 2連勝を飾った宮田莉朋
FIA-F4富士 2連勝を飾った宮田莉朋

 だが、小高も諦めてはおらず、14周目のやはりコカコーラコーナーで逆転を試みるも、抜ききれなかったばかりかフロントウイングを当ててしまう。これで勝負あり、逃げ切った宮田が初優勝。「16歳のうちに勝てて良かったです」と素直な心境を口にした。2位は小高が、そして3位は阪口が獲得。

 第2レース、第9戦では宮田がスタートに遅れ、小高のみならず阪口、そして4番手スタートの高橋知己(点天&イーストアップwith Field)の先行を許す。2周目の1コーナーで阪口がトップに立ち、3周目のダンロップコーナーでは高橋が2番手にと、めまぐるしくポジションが入れ替わったこともあり、一時離されかけていた宮田も接近して、トップは4台で競われるように。ハイライトシーンになったのは6周目の1コーナー。

 阪口、高橋、小高がスリーワイドになって飛び込んでいき、宮田はやや間隔を置いた格好となったが、逆にそれが奏功することに。小高にインから飛び込まれた高橋が弾かれて、コースアウト、阪口はアウトから巻き込まれるのを避けるのが精いっぱい。宮田はそこを、なんなく脇をすり抜けていった。

 やがて、小高には接触に対し、ドライビングスルーペナルティが命じられ、大きく順位を落としてポイント圏外へ……。最後まで宮田と阪口によるトップ争いが続いたものの、辛くも宮田は逃げ切り果たして、2連勝を達成する。

「最後はかなり厳しかったんですが、なんとか逃げ切れました」と宮田。なお、阪口に続いてゴールしたのは澤田真治(B-MAX RACING F110)だったものの、篠原拓郎(Media Do Kageyama F110)とのバトル時の進路変更がペナルティ対象となり、大きく順位を落とすことに。繰り上がって篠原が自己最上位となる3位を獲得した。

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