■GT後の第10戦は大波乱。14名がペナルティ対象

 そして、スーパーGT終了後の最終レース、第3戦のポールポジションは篠原。「第9戦の3位という結果には満足していますが、繰り上がりだったから表彰台に上がれていないのが……。ただ、自分にも流れが来ているのを感じていますから、今度こそ!」と語る。2番手には平木湧也(DENSOルボーセFTRS)がつけた一方で、宮田、阪口、小高は5~6番手に。このポジションから、どんなポジションに持ち込むのか注目された。

 スタートはフロントローのふたりが無難に決めた一方で、すぐ後ろでは1コーナーで接触も。2台がコース上に止まったこともあり、即座にセーフティカーランの実施を意味する“SCボード”が300Rから提示された。だが、これは血気盛んな若手ドライバーたちの目には映らなかったようで……。セクター3では追い越しや接触が相次ぎ、これが物議の種に。

 5周目からのバトル再開後、すぐに3番手に上がっていたのが小高だった。8周目の1コーナーで平木をかわし、そして11周目のやはり1コーナーで篠原をかわしてトップに浮上。勝負師ぶりをアピールした小高だが、オープニング直後のSC中に追い越しが。

FIA-F4富士 第10戦で優勝した平木湧也(DENSOルボーセFTRS)
FIA-F4富士 第10戦で優勝した平木湧也(DENSOルボーセFTRS)

 小高含め11名にSC中の追い越しがあり、合計で14名がペナルティの対象となって順位を落とす。これにより、繰り上がって平木が初優勝を飾り、「予選と最初の2レースは苦しい展開が続きましたが、最後のレースまでには完璧な状態にしてくれたチームに、すごく感謝しています。ここからの後半戦では常連になりたいです」と平木。

 2位は篠原が獲得し、3位は阪口。そして4位となった宮田がポイントリーダーに立ち、ランキング2位には同点で小高、阪口が並ぶこととなった。

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