●決勝レース

 路面は完全なドライとなった夕方の決勝レース、気温も少しずつ低下していた。スタートからレースは動いた。谷口信輝はスタートこそ問題なかったものの、コース前半のテクニカルセクションで苦しみ、5位までポジションを落としてしまう。入れ替わって3位となったのは#97小河諒(DL)と4位の#1近藤翼(DL)。この2台のチームメイトバトルは、今シーズン何度も見られている。彼らが谷口の前を塞ぐことになる。
 
 2位でスタートした坪井はジャンプスタートの判定でドライブスルーペナルティを受けて後退。ポールポジションの菅波が単独になると同時に、谷口は自動的に4位となる。2位争いは3台が密着しながら、時にラインを変えて並びかけるなど、攻防が続いていった。しかしオーバーテイクには至らず、谷口は4位でチェッカーフラッグを受けた。2015年以来、3年ぶり、3度目のシリーズチャンピオンに輝いた。
 
 その他のブリヂストンタイヤ装着勢は、阪口が5位、蒲生が7位を獲得した。またシリーズランキングでは、佐々木が4位となっている。

●コメント

プロフェッショナルシリーズで5位を獲得した#90阪口良平(ブリヂストン)のコメント
「スタートでちょっと被せられて失速してしまい、順位を落としました。それでも相手の速い所と、自分の速い所がわかっていたので、順位を取り戻すことができました。ただし、前へ出た時には先頭グループとは距離が離れてしまっていたので、追い上げてはいったのですが、それ以上順位を上げることはできませんでした」

「タイヤのおいしいところが終わった後半、前に出てからベストラップが出たので、タイヤはロングでもタイムは安定して速かったと思います。だから5位というのは、ちょっと悔しい結果ですね」

プロフェッショナルシリーズで4位となり、シリーズチャンピオンに輝いた#82谷口信輝(ブリヂストン)のコメント
「チャンピオンを争っている織戸選手と佐々木選手の前に居ることが重要だったので、気まぐれな天気も考えて、ブリヂストンを選択しました」

「前を走るの小河選手、近藤選手のチームメイトバトルは本気なので、あまり近づきすぎて巻き込まれないように、それでもチャンスがあれば前へ出られるように、考えて走っていました。レース後半には、ブリヂストンのペースのほうが明らかに速かったのですが、それでも抜くことはできませんでしたね」

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