更新日: 2020.12.25 10:22
アウディ・カスタマーレーシング、2020年シーズンも世界中で大きな成功収める
アウディスポーツ・カスタマーレーシング 2020年、シーズン終了
ふたたび世界中で大きな成功を収める
◆日本のアウディスポーツ・カスタマーレーシングチームも各カテゴリーで着実に結果を残す
◆4タイプのレースカーで34のタイトルと122回の優勝を達成
◆期間短縮のシーズンにもかかわらず、高いカスタマーチーム参戦率を実現
◆カスタマーチームが、3回の24時間レースで素晴らしい成果を達成
(ドイツ本国発表資料)2020年12月14日、ノイブルク・アン・デア・ドナウ:
アウディスポーツ・カスタマーレーシングは、数多くの素晴らしい成績を収めて、期間が大幅に短縮された2020年シーズを終了しました。
新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響により、全世界のレース数は約37%減少しましたが、アウディスポーツ・カスタマーレーシングの各モデルは、前年と同様に各カテゴリーで成功を収めました。また、日本のアウディスポーツ・カスタマーレーシングチームも、各カテゴリーで着実に結果を残すことができました。
アウディスポーツ・カスタマーレーシング統括責任者のクリス・ラインケは、次のように述べています。
「世界中で成功を収めたカスタマーチームの皆さまの健闘を称え、御礼を申し上げます。2020年シーズンは、これまでにない困難に直面しました」
「エネルギーに満ちた私たちのチームは、ロックダウンが解除され、大幅に遅れてスタートしたシーズンにおいて、アウディスポーツ・カスタマーレーシングの歴史に残る驚くべき結果を、ふたたび達成しました」
世界中で開催された478のレースで、アウディスポーツ・カスタマーチームから1285台のレースカーが参戦し、122回の勝利を含む361回の表彰台を獲得しました。チャンピオンシップにおいては、12のドライバーズタイトルと22のクラス優勝を果たしました。
■GT3クラス
アウディR8 LMSが151のレースに参戦し、48回の優勝を含む合計139回の表彰台を獲得しました。これは、アウディブランドが、国際的なレースシリーズにおいて、ほぼ3レースに1回優勝したことを意味します。
表彰台獲得率は約92%で、ほぼすべてのレースで少なくとも1回の表彰台を獲得したことになります。その中には、アウディジャパンとパートナーシップ契約を締結しているAudi Team Hitotsuyamaの アウディR8 LMS #21川端伸太朗選手、近藤翼選手による、2020 SUPER GT第6戦『SUZUKA GT 300km RACE』優勝も含まれます。
2020年シーズンには、有名なGTワールドチャレンジ・ヨーロッパ・スプリントカップにおけるベルギーのアウディクラブ・チームWRT(ドリス・ファントール/チャールズ・ウェーツ組)を含めて、7人のドライバーがタイトルを獲得しました。さらに、他の8つのチャンピオンシップ争いにからみ、アウディR8 LMSは勝利への方程式となっています。
■GT4クラス
アウディR8 LMS GT4は、昨年と比較して、さらなる成功を収めました。勝率は、18.5%から22%に高まりました。約30台のマシンが参加したGT4フランスでの成功は、特に注目に値します。フランス国内でし烈な戦いが繰り広げられているこのGT4レーシングシリーズでは、最大7台のアウディR8 LMS GT4がプライベートチームから参戦しました。
長年のパートナーであるサンテロック・レーシングは、グレゴリー・ギルバート/ファビアン・ミッシェルのコンビで、3年連続でプロ・アマクラスを制しました。FFSA GTチャンピオンシップにおける24年の歴史の中で、2名のドライバーコンビが連続でタイトルを獲得したのは初めてのことです。