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国内レース他 ニュース

投稿日: 2021.08.22 10:25
更新日: 2021.08.22 12:46

ポルシェカレラカップジャパン2021 第5戦鈴鹿 決勝レポート

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国内レース他 | ポルシェカレラカップジャパン2021 第5戦鈴鹿 決勝レポート

ポルシェカレラカップジャパン2021 第5戦(鈴鹿)決勝レポート

 ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社⻑:ミヒャエル・キルシュ)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップジャパン2021シリーズ第5戦の決勝を、鈴鹿サーキット(三重県)で 2021年8⽉21⽇(土)に開催しました。

天候:曇り 路面:ドライ
温:26度 路面:30度(レーススタート時)
            
 PCCJ第5戦の予選は21⽇午前中に行われて、プロクラスは現在ランキングトップの#24 近藤翼が今シーズン4度目のポールポジションを獲得し、2番手にはチャンピオン争いを繰り広げる#60 小河諒が着ける。プロアマクラスは第4戦を制した#98 IKARIがポールポジション、アマクラスは第4戦でPCCJ初優勝を成し遂げた#62 Kumaがポールポジションを獲得した。

 第5戦決勝は16時25分からフォーメーションラップが開始され、再び全車がグリッドに整列してレースはスタート。ポールポジションの#24 近藤がスタートで出遅れ、#60 小河と#31 上村優太に先行されてしまう。2番手の#31 上村はトップの#60 小河の背後にピタリと着いていく。しかし、3周目にアクシデントが発生してセーフティーカーが導入される。

 この時点での順位は、プロクラスが#60 小河、#31 上村、#24 近藤、ポルシェジャパンジュニアドライバーの#91 大草りき、プロアマクラスが#77 浜崎大、#98 IKARI、#47 TAD JUN JUN、アマクラスが#62 Kuma、#23 滝澤智幸、#84 Masa TAGA。そして7周目、セーフティーカーのランプが消えピットロードへと戻り、8周目から残り3周でレースは再開。リスタートで#60 小河はトップを守り、#31 上村と#24 近藤が背後にピタリと着ける。

 9周目ホームストレートに戻ってきた時のトップ#60 小河とのタイム差は、2位の#31 上村が0秒123、3位の#24 近藤が0秒402で、ラストラップへ突入する。3台によるバトルはさらに激化し、テールトゥノーズの戦いが繰り広げられてデグナーで#31 上村がトップに立ち、そのままゴール。#60 小河は#24 近藤とのバトルを制して、2位でチェッカーを受ける。しかしゴール後、#31 上村に40秒加算のペナルティーが科されたため、#60 小河が優勝、2位が#24 近藤、3位が#91 大草となった。

 #60 小河は「スタートでトップに立つことができ、2位以下を引き離したかったのですがセーフティーカーが導入されてマージンを築けませんでした。でも、リスタートでもトップを守れ、最終ラップで上村選手に前に行かれましたが、ペナルティーが出て優勝できて良かったです」と語る。

 2位の#24 近藤は「スタートのミスで3位に順位を落としてしまい、前の2台を追い続けたのですが逆転できませんでした」と悔しがる。3位となったポルシェジャパンジュニアドライバーの#91 大草は「前の3台と比べて自分のペースはまだまだと改めて感じたので、もっと勉強をしていきたいと思います」とレースを振り返る。この結果、ランキングトップの#24 近藤が132点、2位の#60 小河が130点と2点差まで縮まったことになる。

 プロアマクラスは、ポールポジションの#98 IKARIが2周目にコースアウトを喫して順位を落とし、セーフティーカー導入時には#77 浜崎大がトップに立つ。しかし、リスタートとなった8周目にタイヤが厳しくなっていた#77 浜崎をヘアピンでオーバーテイクしトップに立ち、そのままゴール。

「最後は僕もタイヤが厳しかったのですが、ようやく2勝目を挙げることができました」と喜びを語る。一方2位に終わった#77 浜崎は「IKARI選手もタイヤが厳しかったようなので抑え切れれば良かったのですが・・・。」と悔しがる。3位には2019年8月の富士大会以来の参戦となった#47 TAD JUN JUNが入り、「久しぶりのレースで3位表彰台を獲得できて嬉しいです」と語る。

 アマクラスは好スタートを決めた#62 Kumaが最後までトップを守り切り今シーズン2勝目。「最高の気分です。自分のポテンシャルを十二分に引き出せたレースだと思います。でも、最後は滝沢選手に追い上げられていたので全力で走り抜きました」と、レースを振り返る。2位の#23 滝澤智幸は「今日は調子が良かったので、最後は狙っていたのですが……」と残念がる。

 PCCJ第6戦の決勝レース(10周もしくは30分間)は8月22日(日)11時30分スタートを予定している。各クラスのポールポジションは、プロクラスが#60 小河、プロアマクラスが#98 IKARI、アマクラスが#62 Kumaとなっている。なお、第6戦の決勝レースはポルシェジャパンのtwitterアカウント(@PorscheJP)でライブストリーミング配信される。

#60 小河諒
#60 小河諒
#24 近藤翼
#24 近藤翼
#91 大草りき
#91 大草りき
ポルシェカレラカップジャパン2021 第5戦決勝
ポルシェカレラカップジャパン2021 第5戦決勝


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