事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ダニエル・リカルドは、予選後にカルロス・サインツが、他のドライバーが意図的に彼の進路に乱気流を起こしたと不満を漏らしたのを聞いて言葉を返した。サインツは最後の予選ラップにおいてターン2と3、そしてターン6で気流の乱れによってタイムを失い、最終的にQ1の最後で敗退することになったという。
リカルドはトレードマークの笑顔とともに単刀直入に語った。「彼は普段は混乱を起こして邪魔をしてくる側だよ。彼がどうしてそうするのかわからないが、いつも犯人なんだ。なぜだろうね。僕たちにちょっかいを出すのがわからない。でも妨害するという点については、誰もが話題にしたがるドライバーだろうね」
ここから先は autosport web Premium
会員限定コンテンツとなります
または