メルセデスF1は、新しいフロントウイングやその他のパーツの導入以来、W15が真に競争力のあるマシンとなったことで活気を取り戻している。オーストリアGPではジョージ・ラッセル、イギリスGPではルイス・ハミルトンが優勝し、この2戦で連続勝利を挙げたことで、チームの自信はさらに高まった。
喜びに満ちたトト・ウォルフ代表は、シルバーストンでのレース後、「2レース前は表彰台を争う状況でさえなかったことを考えると、パフォーマンス不振に陥って3年目を迎えるかのように見えたが……ようやくうまくいった」と語った。