F1第13戦ハンガリーGPのレース中に苛立ちながら走っていたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の怒りは、レース後も続いた。ミックスゾーンである国の記者からの「あなたの今日のレースに対して批判する声がありますが、そういう意見にどう答えたいですか」という質問にフェルスタッペンはこう吐き捨てた。
「みんな消えればいい」
この日のフェルスタッペンとレッドブルは、戦略的にまったく噛み合っていなかった。フェルスタッペンは第1スティントを3番手で走行していたものの、ルイス・ハミルトン(メルセデス)にアンダーカットを許して、ハミルトンの後塵を拝した。