メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ウォルフは、メルセデスが今シーズンの終盤戦にアップグレードを持ち込む可能性が低いことを認め、その理由についてイタリアGP以降チームが大規模なクラッシュを立て続けに耐え抜いたせいだと語った。メルセデスは、夏休み前にW15を勝てるマシンに改良するため多額の投資を行ったことから、予算上限に非常に近づいた状況にある。
ジョージ・ラッセルがFP2の開始時に激しいクラッシュを起こしたメキシコシティGPの後、ウォルフは最近のインシデントによるダメージの修復にかかった費用がチームの開発の進捗にどのような影響を与えたかを説明した。
