この「Квят」は、クビアトにとっても初の単行本で、カルポフにとっても処女作。つまり、ロシアで初のF1ドライバー本となった。
クビアトは「僕は英語とイタリア語もできるので、今後英語版やイタリア語版が出版されるといいね」と笑っていたが、現時点で英語、イタリア語に翻訳されるという話はない。
むしろクビアトにとっては、本の売れ行きより来年の自分のシートを心配したほうがいいだろう。現時点で2点は得点を挙げているドライバーの中で最下位。
レッドブル育成ドライバーで昨年のGP2王者で現在、日本のスーバーフォーミュラに参戦しているガスリーの活躍次第で、クビアトのレース人生は再び転機を迎えるかもしれない。
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