全車がハードで走行した開始後40分での順位は、ルイス・ハミルトン、バルテリ・ボッタスのメルセデス勢がコンマ083秒差で1-2。コンマ8秒遅れでキミ・ライコネン、約1秒5落ちでリカルドが続く。
その後ウイリアムズの2台が真っ先にミディアムを履き、フェリペ・マッサは4番手タイム。ランス・ストロールはチームメイトから約2秒落ちの11番手に留まっている。それでもフェルスタッペンはミディアムに履き替えると、ハミルトンよりコンマ8秒以上速い1分22秒706のトップタイムを叩き出した。
しかし、メルセデス勢は同じミディアムではフェルスタッペンより1秒1以上速く、すぐにトップに復帰。フェラーリもキミ・ライコネンが3番手。トラブルがすぐに処置されたベッテルも4番手に付けるが、ハミルトンからは1秒以上の差を付けられている。
結局このセッションは前戦ロシアGPの不振を吹き飛ばすかのように、ハミルトンがトップのまま終了。初優勝を遂げたばかりのボッタスが、コンマ029の僅差で続いた。中団勢では、ケビン・マグヌッセンとロマン・グロジャンが7、8番手。しかしマグヌッセンは終了8分前にターン4で止まってしまった。
信頼性に大いに不安を残すマクラーレン・ホンダは、ただ1台走り続けたストフェル・バンドールンが13番手タイムだった。