更新日: 2016.04.26 07:04
バトン「金土のペースを決勝で維持して入賞を」
マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンは、金曜・土曜のような速さをレースでも発揮できるよう、さらに改善する必要があると語った。
マクラーレン・ホンダには昨年と比較すると向上が見られるものの、ここまでの3戦で獲得したポイントはわずか1点にとどまっている。
中国GP予選ではフェルナンド・アロンソが12位、バトンが13位だったが、Q2で赤旗が出なければQ3に進めた可能性が高かったとして、ふたりとも入賞するチャンスが十分あると述べていた。しかし実際には決勝で期待したようなペースが見られず、アロンソ12位、バトン13位という結果にとどまった。
「この数レース、僕らはうまく成果を出していない。完璧な週末を送ることができずにいるんだ」とバトンは今週末のロシアGPを前にして語った。
「金曜と土曜には期待できそうな結果が出るのに、日曜午後の長いレースになると、ペースを維持することが難しくなる」
「マシンの感触はとてもいい。正しい方向に向かっているのは間違いない」
「でもさらなる進歩を目指し、もっと改善しもっとパワーを向上させるため、努力し続けなければならない」
「だが、中国は僕らにとってレースディスタンスを戦う上で難しいサーキットであることは最初から分かっていた。終盤にはタイヤの関係でペースをうまく発揮できなかった。(ロシアGPの)ソチのレースではタイヤの管理がもう少し楽になることを期待している。
「僕らは常に新しいパーツを入れ続けているし、前回のレースでは信頼性の向上は確認できた」
「序盤3戦、自分たちはもっといい結果にふさわしいと言うのは簡単だ。だがポイント獲得をかけて戦うチャンスを手に入れるためには、3日間通してすべての要素をうまくまとめあげる必要がある」