ホンダF1プロジェクト総責任者、長谷川祐介氏が、ホンダのパワーユニットは目指す状態まであと一息のところまできているとし、ロシアGPでは入賞を狙いたいと語った。

 マクラーレン・ホンダは去年から比べると改善は見られているものの、まだ予選Q3進出は果たせておらず、入賞はバーレーンでフェルナンド・アロンソの代役として出場したストフェル・バンドーンの10位1ポイントのみとなっている。

 長谷川総責任者は、エネルギーマネジメントが非常に重要であり燃費も厳しいソチのコースは楽ではないが、ポイント獲得を目指すと述べた。

「去年ソチで戦ってからわずか7カ月でまたここに戻って来ます。去年のロシアGPはフェルナンドにとって250戦目の区切りとなるグランプリでした。またこのダイナミックなサーキットを訪れることができて嬉しいです」

「ソチは我々にとってとても厳しいサーキットです。ロングストレートがあるストップ&ゴーのレイアウトで、エネルギーマネジメントを正しいバランスで行うことが重要になります」

「パワーを発揮し、燃料をうまく管理することも大事な要素です。燃費がきついので、ブレーキング時にできるだけ多くのエネルギーを回生することが重要になってきます」

「全体的に見て、非常にテクニカルなレイアウトなので、チームにとってもドライバーにとっても楽なコースではありません。我々のパワーユニットは目指すところまであと一息というところまで来ていると思うので、今回もまた堅実な週末を送ることを目指します。日曜の決勝ではいくつかポイントを取れるポジションに立てることを願っています」

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